二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

価格破壊なレンズたち

2019年08月18日 | Blog & Photo
   (あまり使わないだろうなあ、と反省しつつ、値段につられて・・・)


昨日はとんでもない猛暑、前橋地方で38度C近くあった(゚Д゚*)
フライパンの上で炒められているナスの気分タハハ。
この温暖化現象はとどまるところを知らない。いずれ40度Cも体験することになるだろう。あと一歩で。
70億人にせまるという人間どもが、驚くべきスピードで、地球が数十億年にわたって蓄積してきた化石燃料を消費している。
20世紀の末ごろから、温暖化の危機が叫ばれてはきたが、ほんとうに深刻にとらえている人も国もない。
いや、あったところで、もう後戻りできないところまできているというべきか(+o+)

電力の安定供給をすべての前提にしたこのIT社会は、災害に対し、じつに脆弱な社会でもある。
地震と火山の大国、ニッポン。
いずれ泣きをみるときがやってくる。対岸の火事ではないんだよ(。・o・。)ノ
うん、われわれの足許の話さ。

・・・と、ここまでは前振り。
本題は昨日やってきた4本のレンズについて。

ライカやツァイスのレンズなど、一部のブランド製品は値上がりしているが、ほかのレンズ、とくにレトロなレンズはいずれも値下がり傾向にある・・・とわたしは睨んでいた。
既存の中古カメラショップや、カメラのキタムラ中古相場あたりでは、以前の価格が維持されている。
しかし、ヤフオクや、リサイクルショップが“価格破壊”を着々とすすめているのだ。


■SMC-Mペンタックス50ミリF2
キタムラのネット経由で注文、3980円。レンズキャップ付き。
5群5枚というめずらしいレンズ構成を持っている。
クセナータイプと呼ばれているらしいけど、張り合わせレンズがない構成。
したがって、クモリが発生しにくく、将来にわたってバルサム切れがない。
寸法は50ミリF1.7と同じ、レンズが1枚少ないため30g軽い。
パンケーキレンズとはいえないが、それに近いものがある。


■Ai-sニッコール24ミリF2.8(リサイクルショップ)
価格は1980円。レンズキャップ、フード付き。
鏡胴にキズがあり、小さなホコリが混入しているけど、写りには影響ない程度。
しかし、装着してあるフィルターがはずれない。
これをはずすいい方法はないものかと思案中。


■Ai-sニッコール55ミリF2.8マイクロ(リサイクルショップ)
価格は3980円。レンズキャップ、フード付き。
この前のモデルのF3.5はすでに所有しているが出番は少ない。
問題はローレットが硬いこと。
右にも左にも、よいしょとばかり力まないとまわらない。
ピントリングがスカスカになっているものは経験済みだけど、その逆のレンズははじめて(^^;)
グリスが劣化し、固着してしまったのだろう。
「ゴミ、カビあり」というコメントがあったが、カビはレンズ対物側表面のみ、布クロスで拭いたら難なくとれた(^^♪


■Ai-sニッコール135ミリF2.8(リサイクルショップ)
1980円。レンズフード内蔵、キャップ付き。
135ミリなんていう望遠レンズは過去には使ったことがない。
それは承知の上だが、価格につられて手を出した。
ホコリの混入はあるものの、コンディションは良好。
だけど、「試し撮り」しただけでお蔵入りの可能性大だな|*。Д`|┛ドテ

というわけで、オールドニッコール3本しめて7580円!
これぞまさに価格破壊であろう。
しか~し、これだけ安いということは需要がないともいえる。
つまり、既存店の値付けが高すぎるのだ。

逆にかんがえたら、こういうものを欲しがるのは、昔人間だし、相当な変人というべき。
ムハッハハハ。
まあ、そこいらのスナックでカラオケ歌いながら一杯やって、代行車で帰ればそれ以上の金額が飛んゆく。
どんなさびれた地方都市にも、わたしのような変人がいるものだ。
だから、ある意味運がよかった。わたしが購入を見合わせていたら、つぎにきた変人がよろこんで買っていくだけ。

あえてジャンク品を買い、分解清掃してそれを蘇らせる筋金入りの人もいる。
そういうマニアックな世界のはなしo・_・o なのです。

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