![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/4f/054be02f504e51a8816a87eb2c1bc77c.jpg)
パンケーキタイプのレンズというのがある。
単焦点で薄型。
そのほとんどは4枚玉のテッサータイプである。
元祖はなんだろう? ライカにもあったはずだけれど、有名なのは京セラコンタックスのテッサー45mmF2.8と、ニコンAi45mmF2.8Pではないだろうか。
そしてOM時代、オリンパスにも、Mシリーズ時代のペンタックスにも薄型のパンケーキレンズがあった。
でっぱりが、2~3センチしかない。
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で、その昔、ニコンFM3Aと、このパンケーキレンズにあこがれた(^^)/
お金がなくてショーウィンドウを眺めてはため息をついていたことを思い出す。
シルバーボディと、パンケーキレンズ、どうですこの粋ないでたち!
そしてつぎに、このレンズフード。
普通はレンズフードをつけると、でっぱりがさらにひどくなって、カメラの取り回しが悪化する。だから、面倒だと、わたしもフードなしで使うことが多い。
ところが、これはでっぱらない!!
「うぁお、画期的なレンズだあ」と、眼の中にハートマーク点灯(笑)。
このフード、俗称「フジツボ型」というのです(^-^)
いちばん似合うのが、FM3Aのシルバーボディ。つぎにFM2のシルバーボディ。
いまでも、中古相場はかなり高価。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f6/c6fe529a3ea97a604cc38323d179bbf0.jpg)
・・・で、買ったのが、オリンパス35mmF2.8なんですね^^;
“そっくり賞”ものなので、明らかにニコンの真似――といっていいと思います。
ところがすでに、レンズセットで購入したときから、旧型化していて、レンズ駆動が遅い。
14~43mmズームのタイプ�(2)と比較すれば、そのスピード感は一目瞭然。
というわけで、デザインはすぐれているのに、出番がほとんどなかった。
しか~し、それじゃあんまりなので、このあいだからボディにつけて、35mm単焦点を外へと連れ出すことにした。
Mフォーサーズの場合、センサーサイズが小さいから、F値が2.8じゃ、標準ズームとの差別化はむずかしいのだけれど、「単焦点レンズならではの写り」にチャレンジ!
・・・ということなのであります(笑)。