二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

パンケーキ型レンズへのあこがれ

2013年04月23日 | Blog & Photo

パンケーキタイプのレンズというのがある。
単焦点で薄型。
そのほとんどは4枚玉のテッサータイプである。
元祖はなんだろう? ライカにもあったはずだけれど、有名なのは京セラコンタックスのテッサー45mmF2.8と、ニコンAi45mmF2.8Pではないだろうか。
そしてOM時代、オリンパスにも、Mシリーズ時代のペンタックスにも薄型のパンケーキレンズがあった。
でっぱりが、2~3センチしかない。



で、その昔、ニコンFM3Aと、このパンケーキレンズにあこがれた(^^)/
お金がなくてショーウィンドウを眺めてはため息をついていたことを思い出す。
シルバーボディと、パンケーキレンズ、どうですこの粋ないでたち!
そしてつぎに、このレンズフード。
普通はレンズフードをつけると、でっぱりがさらにひどくなって、カメラの取り回しが悪化する。だから、面倒だと、わたしもフードなしで使うことが多い。

ところが、これはでっぱらない!!
「うぁお、画期的なレンズだあ」と、眼の中にハートマーク点灯(笑)。
このフード、俗称「フジツボ型」というのです(^-^)
いちばん似合うのが、FM3Aのシルバーボディ。つぎにFM2のシルバーボディ。
いまでも、中古相場はかなり高価。



・・・で、買ったのが、オリンパス35mmF2.8なんですね^^;
“そっくり賞”ものなので、明らかにニコンの真似――といっていいと思います。
ところがすでに、レンズセットで購入したときから、旧型化していて、レンズ駆動が遅い。
14~43mmズームのタイプ�(2)と比較すれば、そのスピード感は一目瞭然。

というわけで、デザインはすぐれているのに、出番がほとんどなかった。
しか~し、それじゃあんまりなので、このあいだからボディにつけて、35mm単焦点を外へと連れ出すことにした。

Mフォーサーズの場合、センサーサイズが小さいから、F値が2.8じゃ、標準ズームとの差別化はむずかしいのだけれど、「単焦点レンズならではの写り」にチャレンジ!
・・・ということなのであります(笑)。
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