昨日、今日と連休だった。
しかし昨日は仕事の長電話のため集中力がとぎれてしまい、せっかく太田市まで出かけたのに、写真はろくすっぽ撮影できず、BOOK OFFを二カ所ばかりまわってクラシックCDを数枚手に入れただけで、はやめに切り上げて帰ってきた。
昨夜から今日の午前中にかけては、モーツァルトの室内楽を聴きまくり、昨日買ったばかりのディスクに舌鼓(^^;)
どうも撮影に対し、本気モードになりきれないのは、どうしたわけか?
いま聞こえているのは、モーツァルトの「弦楽四重奏曲 第14番ト長調 K387」「 同 第15番ニ短調 K421」の二曲。演奏はアルバン・ベルク四重奏団。
とくに後者はこれまで何度聴いたかわからないけれど、一向に飽きる気配はない。
モーツァルトが作曲した「愁いの音楽」が、わたしの心境にぴったり・・・ということだろうか? 傷口のようなところに、ひりひりと沁みて、止血剤のような働きをする。
トップの作品は、高崎市内を流れる烏川右岸の畑地。
風除けのクリーム色のネットが陽をあびてきれいだった。
昨日、今日撮った写真から、やや蕭条とした冬景色といったような風景を、3枚ピックアップしておこう。
3枚目は郷土を代表するローカル私鉄、上信電鉄、背景の山並みは榛名山。
なんでもないような、こういった蕭条たる冬景色に上州らしさを感じ、なつかしさがこみあげるのはなぜ?
単にわたしが年を取ったというだけのことだろうか。冬の畑には人影はめったにない。
スズメガ群れをなして、枯れ枝でさえずっていた。