二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ネガフィルムスキャン新作

2013年05月25日 | Blog & Photo
<昨日24枚スキャンした中のいちばんのお気に入り>


昨年春から再スタートを切ったフィルム写真。
昨年は「足ならし」みたいなものだったけれど、今年は多少は気合が入っている・・・かな(笑)。

ネガとポジの両面作戦。
・・・と思いつつ、昨日BICカメラへいったら、35�用36枚撮りプロビア100Fは新パッケージとなって、およそ2割値上がり。中身は変わっていないはずだから、他店をさがし、3~4本ストックしておこう。
フィルム市場は完全赤字。きびしい状況がつづいているのだ(^^;)
このさき、どうなるだろう? 4、5年はだいじょうぶだとしても・・・いやはや。

「おやおや、フィルムがまだこんなにあるんですね」
BICカメラのフィルムコーナーでわたしがいろいろな銘柄のフィルムを物色していたら、何歳か年上らしい、デイパックを背負ったおっさんに声をかけられた。
「ええ、ずいぶん製造中止となって、値上がりですね、この春から」
「わたしはこれ。これで十分ですね。よく写る」
胸ポケットから、フジだかオリンパスだかのコンデジを出して、見せてくれた。
「わたしは去年からフィルムに復帰したんです。中判にも手をのばして。フィルムはもうやってないんですか?」
「いやあ、面倒だし、フィルム代バカにならないですから。キャノンT90をもっているんですが、この数年、まったく手にしなくなってます」
よく訊いたら、パソコンは使えないという。SDカードをラボに出して、サービスサイズにプリントし、それをホルダーに入れておく。
ご夫妻でよく旅して歩き、記念写真のようなものを撮るらしい。かなり裕福な年金暮らしとお見受けした。
「わたしは現像だけ依頼し、フィルムスキャンしています」
「ああ、パソコンが使えたらいいですね! そういえばこのあいだ、ペンタ6×7の標準レンズ付き、1万円で売っていたので、買いそうになったんですが、買っても使わないだろうと、思いとどまったばかりです」

話好きで人懐こいおっさんが、よくいる。おしゃべりがはじまると、なかなか終わらない。
「ちょっと予定があるので、これで」
わたしは7、8分でその場を切りあげた。
その後「舶来クラシックカメラ」、とくにライカを多く陳列している中古ショップ、アークカメラに立ち寄ってみた。
アダプターにつけてオールドレンズを愉しむという趣味がはやるようになり、ボディ価格は下がったが、レンズはかな~り高騰している。とても、とても手が出ませんねぇ(´д`;;
Mマウントのエルマーが安かったら、唾をつけておこうかと考えたのだけれど(笑)。ボディはコシナのフォトクレンダーあたりでね。
レンジファインダー機は35�F2つきの初代ヘキサーをもっているけれど、AF機なので、あまり食指がのびない。臨時収入があったら、きっと今年も1台くらい買ってしまいそうだな、こりゃ(笑)。





デジタルカメラは写りすぎる。わたしの腕ではなく、80%(?)はカメラの腕。だれだって、買ったその日から、失敗のないキレイな写真が撮れる。わたしのようなベテランの知識や経験とはまったく、無関係(ρ_・) そこが物足らない・・・という、ある意味贅沢な不満があるから、こんなフィルムの「味」に、舌鼓を打っているんでしょうね。

今年はまだまだいきます、ネガスキャン! ポジスキャン!
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