二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

永遠のカメラ少年たちへ!

2013年07月20日 | Blog & Photo
今日は午後いちばんに紀伊国屋書店へいって、めずらしくカメラ雑誌を3冊買ってきた。
「アサヒカメラ」8月号
「日本カメラ」8月号
「カメラマガジン」8月号

ほかにも欲しい本があったが、買っても読まないまま「積読」になりそうなので、なんとかセーブした'`,、('∀`) いまのペースは、カメラ情報誌は別として、5冊買って1冊読めるかどうか・・・活字ばなれ現象なので、歩留りが悪くなっている。

「カメラマガジン」はマイミクdenimroadさんがすでに書いているように、8月号から、同じエイ出版の「F5.6」を合併吸収し、月刊誌になるようである。
「アサヒカメラ」「日本カメラ」とはずいぶん違った編集スタイルなので、これはこれでとても読み応え、見応えのあるマガジンに仕上がっている。
取り上げられている作品の質も高く、製版が美しい。
そのうえ、フィルムとフィルムカメラ関連情報が豊富・・・ときているから、わたしも月刊化は大歓迎(^-^*)/ お気に入りの記事はくり返し読むし、写真も飽きるまで(ほんとうに穴があくほど)よく見る(笑)。


そこにつぎのようなカッコいいコピーがあるので、煩を厭わずそのまま引用させていただく。

《カメラを語り出すと止まらない
写真も好きだけれど、むしろカメラそのものが好き
ずっとガチャガチャやっていたい
いま、撮ることがとにかく楽しくて仕方ない

これらのひとつでも当てはまれば「永遠のカメラ少年」認定です。》

というコピーがあって、8人の「カメラ少年」が、その作品とともに紹介されている。
上質なカメラを「よき大人の趣味」として楽しむというこの雑誌の編集方針は、とてもまっとうで、少数の選ばれた熱心な読者をかかえていることが推測される。
わたしなどは、上質なカメラが、そのまま上質なフォトに直結するというふうに、つい誤解してしまい、物欲を煽られるので、一面、キケンな雑誌でもあるのだが・・・。
また一方で、こういう雑誌が売られているのを見ていると、フィルムカメラはまだまだ滅びはしないだろうと思って、少し安心する。

わたしが若かったころに比べて、カメラ雑誌は数がふえて、繁栄しているように見えるけれど、発行部数はどうなんだろう?
カメラ女子向け、あるいはデジタル一眼初心者向けの本など、枚挙にいとまがないくらいならんでいる。

永遠のカメラ少年たちへ!
うーん、なかなか粋なコピーだな。カメラマニアなおじさんたちのハートを、きっと鷲掴みするだろう。・・やっぱり、フィルムカメラ、中古でいいから、あと一台だけ(最後の一台)、買おうかなあ´Д` グラリ、グラグラ~(笑)。
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