二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ハトのジョナサン

2011年03月27日 | Blog & Photo
昨日敷島公園でカワヅザクラの撮影などをしていたら、
カモメのジョナサンならぬ、ハトのジョナサンが慕い寄ってきた。
「こいつ、なんでこう人なつっこいんだろう?」
いまだかつて、わたしは鳥類に心を通わせたことがない。
しかし、グルッ、グルッと鳴きながら、わたしの周りをぐるぐる。
はじめは「安全距離」を保っていた。
しかし、「なんだね、おい」と話しかけたら、手がとどく距離までやってきて、
グルッ、グルッと鳴いて、自己の存在をアピールしてくる。



「あんたはハトのジョナサンだな。あいにくエサはもってないよ」
わたしはあまりに人なつこいジョナサンに、仕方なくカメラを向けた。
どこかで飼われていた(いる)ハトだろう。
わたしに対し、ほとんど警戒心をみせないのだ。

腕をまえに突き出し、「さ、さ。ここにきて止まってみろ」
わたしがそういって腕をのばしたら、ほんとうにやってきて、止まったのにはびっくり!
しかも、羽を大きく広げて、自分の美しさを、さかんにアピールするではないか。



これがその証拠写真、3カットの中の1枚。
CX4の広角側で片手撮り。



そしたら、突然・・・指ぬきのある手袋のゴムのポッチを啄んだ。
二度、三度、四度。「バカバカ、それはおまえのエサじゃないぞ」
痛たたたっ、というくらい激しいつつき方だったので、よほど腹がすいていたのだろう。
「悪かったなあ。これがエサに見えたのか」

ハトは近くのサルスベリの幹に移って、さらにくるん、くるんと「ハトの舞い」を披露してみせてくれた。まるでハトの浅田真央(笑)。
きっと芸を仕込んだ飼い主がどこかにいるのだ。



そんなことがあったので、今日は朝、コンビニでコーンスナックを買って、ジョナサンと出会った場所へいってみた。
しばらくたたずんでいたが、どこへ消えたか、影も形もないのにはがっかり。
明日、もういっぺん出かけてみよう。

そのかわり、今日はワンちゃんをつれた妙齢の美女とめぐりあった。
公開の許諾を得るのをわすれたので、コンタクトがとれるまでは(・・・あるいは半永久的に)非公開としてある。トイフォトで撮影したから、ちょっと味わいのある写真になり、わたしも気に入っている。
お見せできないのが、ほんとうに残念(/_;)
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