仕事である場所へ向かう途中、利根川の河川敷に河津桜が咲いているのを見かけた。用件は30分あまりで済んでしまったので、その道をもどり、駐車場にクルマを置いて、カメラを2台手に取り、歩いていった。
ニコンD7000には、40mmマクロがいまでも付けっぱなし。
はじめ河津桜をクローズアップ気味に狙ったが、おもしろくも何ともない。
で、人物スナップに切り替えた。
デジタル一眼に長玉のズームをつけたおじさんが二名、遠くから見物人のスナップを撮っている。
土曜日とあって、老夫婦や若いファミリーなどが、パラパラとやってきては、しばらく桜を嘆賞しては、自分たちの記念写真を撮って、またどこかへ引き揚げていく。
オリンパスのFnボタン2には、デジタル×2ズームが割り当ててあるから、ワンタッチで168mm（35mm換算）の中望遠に早変わりするけれど、やっぱりこういう場合は、お声をかけて、了解をいただいて撮るほうがベターである。
「写真を撮らせて下さい」
「写真を撮ってもいいですか？」
そうお願いして断られることは、めったにない。
昨年、利根川河川敷のこの場所で、ワンちゃんをつれたすてきな女性をお見かけし、声をかけて、ポートレイトを撮らせていただいた。それが、マイミクのチェリーさん！ るびママさんとも、こうしてしだれ桜の花の下で知り合うことができ、mixi上のおつきあいがつづいている。
この日、わたしがどうしても撮りたい・・・と思ったのは、この縄跳びをもった女の子。この4月で、小学2年だそうである。
お母さんとご本人の承諾をいただき、久しぶりにポートレイト(^_^)/~
わたしには娘がひとりいるけれど、子育て中は、彼女がわたしの専属モデルだった。
この子もとても愛らしく活発で、表情が驚くほど豊か。
フォトグラファーたる三毛ネコさんは目尻がさがってしまった。
けしからん男と誤解されないよう手作り名刺をお渡ししたが、mixiはやっていないとのこと。
小一時間あまりでそこを切り上げてきて仕事に復帰したけれど、午後からは天候が急変。突風と横なぐりの雨になった。
この女の子がおとなになってから、この日の一時間のことを覚えているだろうか？
「一期一会」ということばは、あまりにもっともらしく聞こえて好きではないけれど、まあ、そういうこととなる。
お母さんもコンパクトなデジカメを手にしていた。
あのコンデジには、きっともっともっとすてきな彼女の写真が、た～くさんつまっているのだろう。
☆mixiアルバム「日が暮れるまで遊んでいたい」（友人の友人まで公開）。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000055147049&owner_id=4279073
☆mixiアルバム「ポートレイト＆記念写真」（友人まで公開）。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000014939136&owner_id=4279073
