昨日の続編ということで、もう少し書いておこう。
過去を振り返るとき、過去はいつだって新しいので、そういった行為がいまのわたしの居場所を、少しは明確にしてくれるだろうから・・・。
パナソニックのLX5がやってきて、記念すべき「街撮り 夜のスナップ」をアップしたのが、2010年10月15日。
この日を区切りにして、わたしは昆虫写真家から、街撮りの写真家へと変貌した。
仰々しいいい方で気がひけるけれど、わたしとしてはそんなことをmixiアルバムによって、再確認できることが単純にうれしい(^^)/
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1602285069&owner_id=4279073
二十代だったころ、ノートに日記を書いたことはあるが、半年か1年で挫折。書きかけのノートがさがせば7~8冊は出てくるだろう。mixiがなかったら、いまだって同じであ~る。
すでに息子にくれてしまったのでもうわたしの手許にはないけれど、LX5はそういう意味では記憶に残るカメラであった。
「夜への階段」
「働く自動車」
「フラグメント」
「草木図譜」
こういったシリーズは、このところアップ率がぐっとへっている。しかし、わたしとしてはいまも継続中のつもり(^^;)
そういった中にあって、次第に撮影の中心となっていったのは、人物スナップと、街撮りの二本ということになるだろう。街撮りははじめ「いまは昔」、それから「Beautiful Wind(上州風)」と名称を変え、さらに「郷土遊覧記」へと引き継がれてきた。
いろいろなジャンルの写真を撮ってはいるけれど、「郷土遊覧記」へとつながるシリーズが、ジャンルの中心にどんと居座っている。
2012年はたくさんのカメラを買った年だった。iphone4がやってきて、スマホ生活がはじまったのもこの年。ヤシカマット124Gを買って、フィルムカメラLifeへと復帰したのは、2012年の春だったしね。
こういった道筋をへて、いまがある。カメラを手にして出かけた町で、たまにはその町に住む人たちにお声をかけて、写真を撮らせていただき、あとからプリントまたはj-pegデータをお送りする。そういった行為の中で、写真を撮る楽しみ、よろこびの幅が少しずつ拡がっていった。
さて、以前の日記に書いてはあるが、トップの一枚こそ、街撮りに夢中にさせたきっかけとなった、“その一枚”であり、いまでも忘れることのできない、感動的な出会いのワンショットなのである。
解体もされず放置されたままの写真館の旧館を、なにげなくストリートから見あげた。
そのとき、西日をうけて壁に投影された「撮」の一文字。
http://mixi.jp/view_diary.pl?via=content_link&owner_id=4279073&id=1796245593
埼玉県本庄市にあった、ニシザワ写真館のある日の一こま。
「おぅ! こんな偶然がおれを待っていたのか」
すばらしい、いいねぇ、撮だよ、撮! 撮!
胸のあたりがジーンとしびれ、わたしはひとりごとを呟いた。
これを機にして、わたしはほんとうに、千変万化する街撮りのおもしろさ、内省的なといってもいい味わいの深さに目覚めたといってもいいかも知れない。
むろんお金がかかりすぎるから、フィルムカメラだけを使っているわけにはいかない。
でも、それから、ローライフレックス3.5Fがきて、昔のように、中判のクォリティーに舌鼓を打つようになり、売らずにとってあったニコンF3や、キヤノンF-1にも銀塩カラーネガフィルムを装填して撮影を開始・・・過去にずいぶん経験したフィルムスキャンへと、およそ十年ぶりに帰ってきたのである。
いまもっている二眼レフ二台は、レンズ交換ができない。もちろん、ズームレンズなんてものもない。
その潔さにしびれ、35mmカメラも、単焦点レンズしか使わなくなってしまった。
デジカメと、銀塩フィルカメラの二刀流。
このあいだ知り合いに「iphoneでは撮らないのですか?」と質問された。
その通り。
頑固おやじたるわたし的な感覚では、あれはまだカメラとは認めることができないので、ベルトのポッシェに入れてどこへでも持ち歩くCX6をiphone的なメモカメラとして使っている。
ところで、今年はまだ、一台もカメラを買っていないなあ。レンズも。
予算はある程度はたまったけれど「はて、つぎはどういう展開になるか」と考え込んでいる。買っても棚に放置してほこりをかぶってしまうようなら、そんなものいらない。
予算がたまると衝動買いの悪癖があるから、用心してはいるのだけれど、ざっと数えて欲しいカメラが十台ばかりある(笑)。
うーむ、ほんとうに悩ましいったらありゃしない。デジタルのニューモデルも、銀塩の名機も、双方とも欲しいのである。レスポンスよく、軽快なフットワークで使える、信頼性の高いカメラ・・・街撮りをとことん楽しむための。
いま選ぶとしたら、なんだろう? なんだろう?
過去を振り返るとき、過去はいつだって新しいので、そういった行為がいまのわたしの居場所を、少しは明確にしてくれるだろうから・・・。
パナソニックのLX5がやってきて、記念すべき「街撮り 夜のスナップ」をアップしたのが、2010年10月15日。
この日を区切りにして、わたしは昆虫写真家から、街撮りの写真家へと変貌した。
仰々しいいい方で気がひけるけれど、わたしとしてはそんなことをmixiアルバムによって、再確認できることが単純にうれしい(^^)/
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1602285069&owner_id=4279073
二十代だったころ、ノートに日記を書いたことはあるが、半年か1年で挫折。書きかけのノートがさがせば7~8冊は出てくるだろう。mixiがなかったら、いまだって同じであ~る。
すでに息子にくれてしまったのでもうわたしの手許にはないけれど、LX5はそういう意味では記憶に残るカメラであった。
「夜への階段」
「働く自動車」
「フラグメント」
「草木図譜」
こういったシリーズは、このところアップ率がぐっとへっている。しかし、わたしとしてはいまも継続中のつもり(^^;)
そういった中にあって、次第に撮影の中心となっていったのは、人物スナップと、街撮りの二本ということになるだろう。街撮りははじめ「いまは昔」、それから「Beautiful Wind(上州風)」と名称を変え、さらに「郷土遊覧記」へと引き継がれてきた。
いろいろなジャンルの写真を撮ってはいるけれど、「郷土遊覧記」へとつながるシリーズが、ジャンルの中心にどんと居座っている。
2012年はたくさんのカメラを買った年だった。iphone4がやってきて、スマホ生活がはじまったのもこの年。ヤシカマット124Gを買って、フィルムカメラLifeへと復帰したのは、2012年の春だったしね。
こういった道筋をへて、いまがある。カメラを手にして出かけた町で、たまにはその町に住む人たちにお声をかけて、写真を撮らせていただき、あとからプリントまたはj-pegデータをお送りする。そういった行為の中で、写真を撮る楽しみ、よろこびの幅が少しずつ拡がっていった。
さて、以前の日記に書いてはあるが、トップの一枚こそ、街撮りに夢中にさせたきっかけとなった、“その一枚”であり、いまでも忘れることのできない、感動的な出会いのワンショットなのである。
解体もされず放置されたままの写真館の旧館を、なにげなくストリートから見あげた。
そのとき、西日をうけて壁に投影された「撮」の一文字。
http://mixi.jp/view_diary.pl?via=content_link&owner_id=4279073&id=1796245593
埼玉県本庄市にあった、ニシザワ写真館のある日の一こま。
「おぅ! こんな偶然がおれを待っていたのか」
すばらしい、いいねぇ、撮だよ、撮! 撮!
胸のあたりがジーンとしびれ、わたしはひとりごとを呟いた。
これを機にして、わたしはほんとうに、千変万化する街撮りのおもしろさ、内省的なといってもいい味わいの深さに目覚めたといってもいいかも知れない。
むろんお金がかかりすぎるから、フィルムカメラだけを使っているわけにはいかない。
でも、それから、ローライフレックス3.5Fがきて、昔のように、中判のクォリティーに舌鼓を打つようになり、売らずにとってあったニコンF3や、キヤノンF-1にも銀塩カラーネガフィルムを装填して撮影を開始・・・過去にずいぶん経験したフィルムスキャンへと、およそ十年ぶりに帰ってきたのである。
いまもっている二眼レフ二台は、レンズ交換ができない。もちろん、ズームレンズなんてものもない。
その潔さにしびれ、35mmカメラも、単焦点レンズしか使わなくなってしまった。
デジカメと、銀塩フィルカメラの二刀流。
このあいだ知り合いに「iphoneでは撮らないのですか?」と質問された。
その通り。
頑固おやじたるわたし的な感覚では、あれはまだカメラとは認めることができないので、ベルトのポッシェに入れてどこへでも持ち歩くCX6をiphone的なメモカメラとして使っている。
ところで、今年はまだ、一台もカメラを買っていないなあ。レンズも。
予算はある程度はたまったけれど「はて、つぎはどういう展開になるか」と考え込んでいる。買っても棚に放置してほこりをかぶってしまうようなら、そんなものいらない。
予算がたまると衝動買いの悪癖があるから、用心してはいるのだけれど、ざっと数えて欲しいカメラが十台ばかりある(笑)。
うーむ、ほんとうに悩ましいったらありゃしない。デジタルのニューモデルも、銀塩の名機も、双方とも欲しいのである。レスポンスよく、軽快なフットワークで使える、信頼性の高いカメラ・・・街撮りをとことん楽しむための。
いま選ぶとしたら、なんだろう? なんだろう?