二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

花影にひそむ者

2013年07月31日 | Blog & Photo
虫・・・クモやハチが苦手な方は、ここから先へはすすまないで下さいませ(^^;)








30℃を少し超えるような猛暑がつづき、夏がその盛りをむかえるようになると、昆虫たちに遇いにいきたくなる。スイッチがプチッとONになるようだ。

昼食前の小一時間、近所(クルマで7、8分)の公園へいって、小さな片隅で静かに生きている生き物を探した。



これはハナグモの仲間。ハナグモはカニグモ科に分類されている。ワカバグモもここに分類される。身体の形状や生態がよく似ている。
花影にひそみ、小さなハチ、ハエ、チョウなどを捕まえて食べる。
一見そういう獰猛な捕食者には見えず、花の色などに似せて保護色にしている。



画像があまりよくないが、こちらはワカバグモだろう。
どんな生き物と出会えるか、出かけてみないとわからない。昨年はこのポイントで、ナミアゲハ、アオスジアゲハを撮影しているが、今年は影も形も見えない(=_=)



撮影できたのはモンキチョウやベニシジミのみ。
少しがっかりしていたら、めずらしい個体と出会った。ハチだろうか、アブだろうか?
それともハエの仲間か?
体が緑色でなかなか美しい。





よく見ていると、口からスプーンのようなものを出して葉っぱをなめている。
ちょっとネットで調べてみよう。ご存じの方がいたらぜひお教えいただきたい。
「なんだ、もうぜーんぶ知ってるよ」じゃないんですね。
今年はここらではいくらか天候が不順だった。
そういったことが、虫たちの生態に、微妙な影響を与えている可能性はある。


※このアブは「コガタノミズアブ」と判明いたしました。お教えいただき、ありがとうございます。
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