二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

8月のカメラ散歩

2013年08月02日 | Blog & Photo
8月のカメラ散歩がスタートした。
どうもいくらか“夏バテ”気味なのか、気力が衰えている。
重いカメラをもって、何十キロもクルマを走らせ、クルマをすてて、また何時間も歩き回るようなことはせず、すずしい木陰かエアコンのきいた部屋のなかで、長椅子かソファーに寝そべって、本を抱えてうつらうつらと惰眠をむさぼる方がずっと賢い休日の過ごし方に思えてくる。

まあ、そうはいっても、頭の中が活字がもたらす世界とは切れているので、ただボンヤリとしているのももったいないと、生来の貧乏性がムクムクと頭をもたげる(笑)。

天候がはっきりしないのも、カメラ散歩にブレーキをかけている。
高速道に乗ったときは、水上町まで走るつもりだったが、北へいくにつれて、雨がポツポツ、空がどんどん暗くなる
で・・・渋川・伊香保I.C.で下りて、長野原までクルマを走らせてみることにした。

民主党政権時代、大騒ぎになった八ッ場ダムの建設現場が、その後どうなっているのか、見ておきたかったしね。

しかし、出かけてみてわかったのは、被写体が・・・わたしの写欲をそそるような被写体がとても少ないことだった'`,、('∀`) クルマを止めて、長時間歩くどころではなく、被写体を発見してからクルマを止めて、2、3枚撮ってはまたクルマ。まったくのところ、非効率なカメラ散歩となってしまった。


今日いちばんの収穫は、あえていえば、トップに掲げた「橋爪商店」だろうか?
野菜・果物のタネや肥料をあつかっている。推測だが昭和初期か、戦後直後から、ここで営業しているものと思われた。「おじいさんの、あるいはひいおじいさんの建物」ということになる。しかし、疑いもなく現役!
何枚も撮ってみたが、正面から何の工夫もなくドンと撮った、この一枚がいい。






これらはあちこちで眼にした小品・小景。



へええ、地酒がこんなにあったのか!? 「秘幻」って、清酒かしら、焼酎かしら。ネーミングに凝ったというだけでは、お酒も大してうれないだろうなあ。



え、ええっ! ミヤマクワガタ400円は高くないかしら( ゜∀゜)



ふらふらしていたら、川原湯温泉の足湯で、地元の高校生Kくん、Nくんが温泉たまごを食べているのに出くわした。
「たくさんもってきたから、よかったらどうぞ」とすすめられ、半熟たまごをひとついただいた。昼食はすましたあとだったけれど、熱々でなかなかうまかった。
お願いして写真を撮らせていただき、けさ、j-pegのデータを添付ファイルにしてお送りした。



クルマにもどってドアを開けようとしたら、シオヤアブが人目もはばからず交尾の真っ最中(笑)。
パチリと撮ってから、追っ払ってつぎのポイントへと移動した。



※mixiアルバム「吾妻川に沿って(郷土遊覧記特別篇)」はこちら(友人まで公開)。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000085644018&owner_id=4279073
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