値上げの秋

たばこのことである。
これまでにない、大幅値上げで、ユーザーの反応が、さまざまなニュース・ネタになっている。
わたしも愛煙家。・・・というより、止められなくて、ずるずる惰性で吸っているという、
まことになさけない優柔不断型人間なのである。

たばこを吸うというのは、いまの社会では、明らかに、それだけでストレス指数が上昇する。うっかり電車などで遠出すると、何時間も「ヤニ切れ」で苦しむことになりかねないからである。

「なに？　値上げに対抗し、３０万円分も買いだめしたって」
このあいだのTVニュースを見て驚いた。
「買いだめ、どのくらいしたの？」
また、一昨日はたばこを吸わない友人に、そうからかわれた。
「大昔のトイレット・ペーパー騒ぎじゃあるまいし」
とはいってみたが、そこは優柔不断型人間。
やっぱり、２、３０個は買っておこうか、まだ間に合えば・・・という気分になってきた（笑）。
吸い過ぎは健康によくないぞ！
そう脅かされつつ、片隅で、罪人にように、こっそり煙をはいている_(._.)_


ところで、会社から北へ１０分もクルマを走らせると、
赤城山麓は、この時期「彼岸花の里」となる。



例年ほどではないが、それでも見ごろを迎えつつあった。
このあたりでは、彼岸花は稲刈りのシーズンとぶつかる。
お百姓さんが、忙しげに働いている。数はへったが、さがせば案山子もみつかる。



記録づくめの長かった夏が終わったのだ。

この花には、黒バックが似合うと思うけれど、どうだろうか。