オカリナつくり体験会で、参加者の目の前で遮光器土偶オカリナをチャッチャと作ってみせたら、「本当に型抜きじゃなかったんですね!」と驚かれたが、わたしは嘘をつかない(笑)
売り物の場合は数を作るので、目の横線を描いてから、次の個体にとりかかる。
粘土がベタベタしなくなるまで乾いたら、数個まとめて目の輪郭を描く。
乾燥具合をみて目の輪郭に縄目を施文して、各部分の成形。
翌日に目の中を磨き仕上げして、粘土が白くなるまで乾燥。
開放型ストーブの上にのせて赤くなるまで「あぶり焼き」をして、快晴・無風の日に本焼きをしている。
土器やオカリナ作りをしている人は、それぞれの製作環境にあった工夫をしているので各人各様のやり方があるが、工程に応じた乾燥具合の見極めが重要な訳ですわ。
そして今日が絶好の本焼き日和!今年最後のオカリナ作りになるだろう。
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