ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ブルースプリング・レポート

2009-08-10 | 海外子育て
体調今イチでこもって仕事をしたり、ラグビーを観たり(←ワタクシ)、
短パン・ハイソックスで笛を吹きながら走り回っていたり(←夫)、
友だちとシティーに出かけ1日中カード屋にこもっていたり(←善)、
クルマで2時間ほどかかるタウランガまで試合に行ったり(←温)
と、相変わらず思い思いな週末を過ごした西蘭家。

これからは前もって計画でも立てていない限り、家族が揃ってなにかをすることもなさそうです。


子育ての最終目標は「独立」だと思っているので、
単独行動、独立独歩、大奨励の家です。
メルマガ「子育つ期」を書いてから丸4年も経ってしまいましたが、
「もうこの子には教えることがない。」
という気持ちは、いよいよ善(12歳)にも感じるようになりました。

大概のことはわかっているはず。後は本人がやるかやらないか。


温(15歳)は朝7時過ぎに13年生(日本の高3)の先輩のクルマで、水中ホッケーの大会出場のためチームメート4人とタウランガへ。仮免とはいえ15歳からハンドルが握れる国なので、
親の手要らず~!\(^0^)/ (アリガト、センパイ♪)

朝食代、昼食代、試合の出場料、多少の小遣い、ガソリン代(うちでは遠征費用の1割は自己負担です)と用具一式を持って、
「いってきます。」
とボソッと一言。帰宅は10時近くでした。結果は2位。

朝昼ともファストフードでテキトーに済ませ、夕食は食べはぐってしまい、フレンチフライをテイクアウェイしてクルマの中でみんなで分け合ったそう。

本当は別の出場チームだった近所の女子高(富裕層の子女が集まることで有名な学校)の子のクルマにカーナビがあり(さすが^^;)、
どこか近場でファストフードがないか探してもらったものの、
「マックもサブウェイもなーんにも出てこなかったんだ。」
ということで、一路腹ペコで戻ってきたそう。多分、近隣のいつも練習試合で顔を合わせている学校の子たちとのツーリング状態だったのではないかと想像します。

夕食の照り焼きチキンとワンタンスープをかき込みながら、大会の様子をあれこれ話してくれましたが、試合そのものより子どもだけで(高校生とはいえ)そんなに遠くまで行って帰ってきたことの方が
新鮮で楽しかった様子 ̄m ̄ (ソリャ、ソウダ)


(全国大会出場の費用もできるだけ自分たちの手で。この時の話はコチラでも)


「高校生の運転でそんなに遠出して大丈夫なんだろうか?」
と頭の片隅では常識的に考えつつも、
「自分の運転よりは安全で確実だろう。」
と納得づくで送りだしました。(そもそも夫婦とも行く気全然ナシ!)

まさに「かわいい子には旅をさせよ」
そのためには、親も一歩踏み出さないと。

1度できてしまえば、それからはもっと長く、遠くへとなるでしょう。
それも親にしてみれば、「いつか来た道」。
みんなそうやって学んでいくんですよね~。

時間があったら、そんな温の青春バイオグラフィーを
「ブルースプリング・レポート」
と題してメルマガにしたいのですが、なかなか時間がとれず~;_; 
これも一家の移住生活の貴重な(?)記録の一部のはずですが。
(なんでこんなに時間の使い方がヘタなんでしょう~ー。ーゞ)

「しっかりしたよなぁ~」
と思っていたら、今日はいきなりピタゴラスの定理の質問@@ゞ
「えっ?ピタゴラスぅ?」
とビビりそうになったら、三平方の定理でした´。`A
そんな名前もあったっけ?(←記憶の彼方)

「これって直角三角形だけだよね?」
「そう。」
キッチンの立ち話で答えられる数学は、この辺が限界かも。
(ワタクシ文系だし~≧m≦)

でもこれって、日本じゃ中学生の数学では?_?
お勉強の方もがんばってねん♪ (←こっちも本人任せの家)