ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

20年住まないと年金がもらえなくなる

2017-03-12 | 経済・政治・社会
日本に行っている間にイングリッシュ首相が
小出しに発表した年金の見直し
今年は総選挙の年なので、この件を巡っていろいろありそう。


前回の総選挙では年金受給年齢の引き上げを訴えていた労働党が
逆に今回は反対に回ったのにはオドロキ
野党っちゅーのは永遠に反対してないといけないのか?
世論は大方賛成のよう。


見直しの目玉は2つ
法改正後(多分来年)の20年後に
(1)年金受給年齢を現在の65歳から67歳に引き上げ
(2)移民の受給資格は現在の10年在住から20年在住に引き上げ



移民にとっては(2)の影響が大きいのでは?
これから駆け込み永住権申請が増えそう


まだ詳細が明らかになっていないので首相の発表のみを元にすると
1972年7月1日以降生まれ⇒年金支給が67歳から
1972年6月30日以前生まれ⇒年金支給65歳から
ということになり、この1日の差は大きい
段階的導入を求める声があるのもわかるというもの


移民の場合は永住権を取得してから20年以上の滞在が必須
ということは47歳までに取得していれば67歳から
それ以降であれば20年に達した段階で、ということに。
呼び寄せた高齢の親はかなりが受給できなくなりそう?
(※本国の年金がある場合は元々対象外なんでしょうが)


キウイセーバーは年金受給資格が生じる年齢で引き出せるので
今の65歳から法改正に合わせて67歳に引き上げられる?


私も夫も余裕の高齢で現状どおりの65歳組(笑)
自分が引っかかるぐらいの年齢から受給資格を見直すべき
と個人的には思ってきましたが、ちょうど10年遅れでした。
(※私は1962年生まれ)


これが資源国のゆとりなのか、対応の遅れなのかは
現時点ではわからないものの、前者であることを祈りますわ。
それにしても導入まで20年は長過ぎないか?


人口の高齢化
医療費の高騰
持ち家率の低下
(※65歳以降に国に住宅補助を頼る人の増加)
は経済成長をゆうに上回っていきそうでは?



今日は久々に別ブログ「みたび」更新

サンシャインコースト・ブリスベン行:お年寄りの遊園地




65歳以上のシニアライフのリアルを初めて真剣に見聞したヌーサ。



その中でなんともいえない居心地の良さを実感し



自分たちもそんな年齢に近づいているんだなーと

深く感じたサンシャインコースト


これから65歳まで
まだ10年なのか
たった10年なのか


どっちであっても、じっくり生きていきたいですわ


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