ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

日本との距離感

2017-03-11 | 日本
私にとっての日本は、行かなくてもいいなら行きたくはない
行ったとしても最短で帰りたい場所


人やモノ、選択肢やしきたりが多くて気が休まらず
休暇ならリゾートにでも行ってのんびりしたい派


しかし、親もいるし、今や息子もいるし
NZ移住後も1、2年に1回は里帰りをしてきました。


でも、今回は楽しく感じました



ウケたものもいろいろあり

(※英語学校の宣伝)


これも日本ならでは?



変わらない電車の中吊りや



こんな看板が逆にもの珍しかったり・・・・



「なぜ楽しく感じるのかな
とつくづく考えたら
「当事者意識がなくなってるから


一昨年までの里帰りは子どもも一緒で、親として子どもに
「あれを見せておこう、あそこに連れて行こう

といった、日本人としての自覚を意識した行程でしたが
今回は初めて夫と2人だけ。


気遣いも無用で、親や友人に再会してあとは息子と合流。

食事は和食でなくても構わないし・・・


初めてではないものの全泊ホテル泊で

一段と旅行者気分


鎌倉に行ったり



横浜に行ったり

(※大改装中だった横浜駅)


懐かしのパン屋に行ってみたり

40年という時間の隔たりが安らぎを与えてくれたようで


日本で暮らした時間を少しは懐かしむことができたような?

(※このパンは昔、上にチーズがゴロゴロしていたはず)


あちこちでレンタル着物を着た日本人や、それ以上に
中国人やアジア人を見かけ、

みんなカワイイ
ヒジャブを被ったまま着物を着ているこも似合ってました!


「いつか乗ってみようか?」

はとバスに目が留まるほど観光客目線(笑)


「こんな感じなら日本もいいかも

@犬山城



と思いつつ、温と名古屋散策

日本を出て丸33年。
やっと日本との距離感がつかめた気がした里帰りでした。


次は2年後のラグビーワールドカップかな?

親たちがいつまでも元気でいてくれることを祈るばかり。



電車の中吊りにあった広告



答えは

「森があったから」
なんだそうです。
何もない周囲との対比に絶句。



あの大震災から今日で6年
犠牲者に心から哀悼の意を捧げます。


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