ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

特養まで

2019-04-08 | 日本
母は去年の6月、86歳になった直後に
くも膜下出血で倒れました。


55歳の時にもくも膜下出血で倒れ、
「良くて半身不随、悪ければ最悪の事態」
と言われていたのに、完全に快復し、
何の後遺症もないまま看護師として
70代まで働いて引退しました。


今回も順調に快復していたのですが、
入院中にベッドから落ち、その後悪化。
脳の一部に障害が残ってしまいました。


体調が快復してからはリハビリ病院に移り、
そこで歩行訓練などを受け、身体能力は
問題が見られないほど快復しました。


しかし、帰宅して自宅で暮らすのは難しく
父の希望もあって特別養護老人ホーム、
いわゆる特養に入ることになりました。


病院退院後は一時的に介護老人保健施設、
いわゆる老健という施設にお世話になり、
特養の空きを待ちました。


母は看護師だったせいか、病院のような環境が
非常に性に合っているようで、病院でも老健でも
自分が患者だとわかっていても生き生きと明るく、
その前向きさには、父も私たちも驚くほどでした。


偶然も偶然、私たちが里帰りしている間に、
母は老健から特養に移ることになりました。


飛行機は去年のうちに予約していたので、
母の入退院に立ち会えたのは全くの偶然で、
両方の施設に行き挨拶できたのは幸いでした。


父は父で90歳目前からのシングルライフを楽しみ
母は母で他の入居者を看護師のように気遣いつつ
2人は週2回のお見舞いで顔を合わせています。


母はコーヒー好きなので、入院後はどこも
コーヒーが飲めないのを残念がっています

(※コーヒー好きにはわかるその気持ち!)


父が缶コーヒーを差し入れても気に入らず、
今後はお見舞いのたびに家から持参することに
2人のペースで徐々に新生活に入っています