ミュージカル「ハミルトン」
を観てきました。本場ブロー
ドウェイで別々の機会に観て
きた息子たちから「事前に彼
の生涯をおさらいしておくよ
うに」と勧められたのは正解
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ハミルトンがアメリカ建国の
父の1人と言われ、「建国の
父ってジョージ・ワシントン
以外に何人もいたの
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てるぐらいだったので、なか
なかいいアドバイスでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/a0/896c64c3985b3a7efcc2b5d0165aa7e3.jpg)
多分SOLD OUTだったかも。
アメリカがイギリスとの独立
戦争に勝利し、国家として一
歩を踏み出していく激動の時
代を活動家、初代財務長官、
銀行家と多面に生き抜いた孤
児にしてカリブ海からの移民
アレキサンダー・ハミルトン
彼の生涯を延々と繰り出され
るヒップホップで綴った作品
淡々としたラップの方が朗々
と歌い上げられるよりも、台
詞が聞き取りやすかったとい
う意外な発見もありました。
(※だから全部判ったというわ
けではもちろんなく予習必至)
独立国となり民衆主義という
概念と、決闘という前近代的
なものが共存していた18世紀
そのアンバランスな現実がそ
の時代の危さを醸し出してお
り、ハミルトンは1人息子を
決闘で亡くしたばかりか、自
らも決闘で命を落とします。
初代ワシントン大統領の右腕
として財務長官まで勤めた男
が決闘で生涯を閉じるとは
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ハッピーエンドに書き換えら
れない重い史実。夫も子ども
も決闘で失うハミルトン夫人
実在する歴史上の重要な人物
をあえて黒人やヒスパニック
系、アジア系など非白人配役
で貫き違和感がないのも見事
「当時のアメリカと今のアメ
リカ」の意図的な対比だとか
驚きだったのはこの舞台設定
が最初から最後まで家具の移
動程度で変わらなかったこと
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薄明りが黎明期を予感させ、
独立戦争も議会もハミルトン
の自宅も、決闘もこの設定で
ワシントン大統領の登場と同
じぐらい歓声を集めたのが、
イギリス国王ジョージ3世♚
リアルに派手な王様コスチュ
ームの道化役はまんまピエロ
でも、チャールズ国王の戴冠
式を観たばかりのイギリス国
王を元首とする立憲君主国の
NZ国民としては、負け戦に泣
き出すバカ殿でも「殿はいた
方がいい」という雰囲気もあ
り、場内なんとも和やかに
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(※みんな思い出してたはず
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_zzz.gif)
1776年に独立したアメリカ
そのわずか7年前にキャプテ
ン・クックが初上陸したNZ
クックはアメリカに代わる新
大陸(オーストラリア)の「発
見」という密使を帯びその途
中で偶然「発見」されたNZ
そしていまだにコレです(笑)
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遠くて遠い国アメリカかも
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と思ったのは私だけだったか