旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

国分寺薬師堂

2013年04月18日 | 旅 歴史
 山形県山形市薬師町にある国分寺薬師堂です。
 見ヶ崎川の近くの薬師町に国分寺薬師堂はあります。広い境内にはケヤキの大木が茂っています。奈良時代、聖武天皇の名をうけた僧行基が、ここに来て自ら薬師瑠璃光如来の像を彫ったそうです。そしてその像を祀って建立した寺院であるといわれています。
 毎年5月8日の薬師祭りから3日間東北一の植木市が開かれます。江戸時代から続いていて、全国3大植木市の一つに数えられています。東北、関東方面からも大勢の人が集まり大変な賑わいを見せているそうです。 
 植木市は、山形城主最上義光が大火にあって緑樹が少なくなった町内のため付近の農民に植木市を開かせたのが始まりと伝えられています。
 明治44年(1911)5月8日の大火によって金堂は類焼したそうです。そのため、真言宗宝幢寺本堂を移築して金堂にしたそうです。県議会の議事堂ができる前、この金堂で第一回目の県会が開催されたそうです。

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