旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

伊弉諾神宮

2014年12月09日 | 旅 歴史
 兵庫県淡路市多賀に伊弉諾神宮があります。
 伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)は国生み神話の主人公である、伊弉諾(いざなぎ)と伊弉冉(いざなみ)の2神を祀る古社です。天照御大神(あまてらすおおみかみ)の両親にあたり、日本民族の大祖先神です。
 古事記、日本書紀には、国生みに始まるすべての神功を果たされた伊弉諾大神が、天照大御神に国家統治の大業を委譲し、最初にお生みになられた島、淡路の多賀の地にかくりの宮を構えて余生を過ごされ、その住居跡に神陵 (みささぎ)が営まれ最古の神社が創始されたとあります。
 古代には、淡路島神、津名神、多賀明神などと呼ばれていました。大同元年(806)に神封13戸が充てられ、貞観元年(859)、神位一品が授けられたそうです。延喜式神名帳には「淡路国津名郡 淡路伊佐奈伎神社」と記載され、名神大社に列しています。
 平安時代末期より淡路国一宮とされるようになり、一宮大神とも呼ばれるようになりました。明治4年(1871)に国幣中社に列格し、明治18年(1885)官幣大社に昇格しています。3万平方mの境内地には古木が茂り格式の高い古社の佇まいを感じさせます。

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