奈良県大和郡山市矢田町に大和民俗公園(大和民俗公園)があります。
旧岩本家住宅は旧宇陀郡室生村大字黒岩にあった農家です。黒岩は室生寺から東南方へ約5kmへだたり、胎ノ川の支流、黒岩川の中程で、谷間の南斜面を利用した村落です。岩本家は庄屋年寄を務めたそうです。間口7間(13.9m)、奥行5間半(11.7m)、単層、入母屋造り、茅葺きの大型の農家で、素朴な外観を呈しています。
旧岩本家住宅は江戸時代末期の嘉永年間(1848-1854)頃に建てられたと考えられています。間取りは向かって左半分を土間とし、正面側に馬屋、背面側にかまやを配しています。 右半分には6室の居室があります。3間取りに座敷3室を加えた配置で、食い違い型の発展形式です。
構造では表側をせがい造り、土間上を太い梁を半間ごとに架けるなど、この地方の特色をよく示しています。差物、梁組など木柄(きがら)の太い建物です。土間上の奥行に太い梁を半間毎に架け渡すなど、この地方の特色をよく示しています。旧岩本家住宅は昭和54年(1979)に国の重要文化財に指定されています。
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