栃木県芳賀郡(はがぐん)益子町上大羽に綱神社(つなじんじゃ)があります。
綱神社は建久5年(1194)宇都宮氏の第3代当主宇都宮朝綱(ともつな)が、創建しました。朝綱は平家の中でも、かなり有力な武将で、平家没落後は源頼朝に仕え、根拠地を宇都宮に移しました。朝綱は謀反の疑いで土佐に流されました。土佐の加茂明神に祈ってその罪が許されたので、本国に帰った後、賀茂明神を勧請し社殿を建立したそうです。
歴代宇都宮家から庇護され、文明4年(1472)には本殿が改築され、朝綱の名を取って綱明神に改称、社領15石が安堵されました。慶長2年(1597)、宇都宮国綱が豊臣家から改易を言い渡され、綱明神は衰退します。江戸時代に入ると幕府から庇護され朱印地15石が認められました。明治の神仏分離令で綱神社となっています。
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