旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

温泉寺

2023年01月06日 | 旅 歴史

 長野県諏訪市湯の脇に温泉寺(おんせんじ)があります。
 臨江山温泉寺は臨済宗妙心寺派のお寺です。高島藩2代藩主・諏訪忠恒(ただつね)によって寛永17年(1640)、慈雲寺の泰嶺和尚を招聘して開山しました。諏訪家の菩提寺は長く永明寺でしたが、寛永8年(1631)、頼岳寺が創建されました。
 しかし頼岳寺が高島城から離れた場所にあったため温泉寺を菩提寺として創建したのでした。明治3年(1870)、火災により本堂など伽藍が焼失しました。高島城より能舞台と城門が移築され能舞台は本堂に、城門が山門に改修されています。
 温泉寺には長野県県宝の梵鐘をはじめ、諏訪市指定有形文化財の鉄塔、舎利塔、山門、本堂の能舞台遺構、高島藩主廟所などがあります。木造地蔵菩薩座像、一切経入経蔵、泰嶺和尚書軸、鏡板なども諏訪市指定文化財で、枝垂桜は市の天然記念物に指定されています。

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