奈良県奈良市法華寺北町に海竜王寺(かいりゅうおうじ)があります。
海竜王寺の経蔵は真言律宗の宗祖で西大寺などを中興した叡尊(えいぞん)により、正応元年(1288)に建てられています。叡尊の年譜(「興正菩薩行実年譜」)に、正応元年(1288)海龍王寺の堂宇を修造し、経蔵を新築したことが書かれています。昭和40年(1965)から3年間かけて大規模な解体修理・修復が行われています。
経蔵は間口3間、奥行2間、単層、寄棟造り、本瓦葺きで、高床式になっています。この時期の建物の特徴である大仏様の影響を大きく受けていながらも一部には禅宗様が取り入れられています。明治40年(1907)に国の重要文化財に指定されています。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/
日本一周 ブログランキングへ
にほんブログ村
http://blog.fc2.com/