岐阜県大垣市墨俣町墨俣に墨俣一夜城(墨俣歴史資料館)があります。
墨俣一夜城は町興しの一環で「歴史資料館」として平成3年(1991)にオープンした4層6階建の模擬天守閣です。ここでは前野家古文書に基づいて「墨俣築城への道」を紹介し、太閤・秀吉について説明しています。
墨俣城は織田信長による美濃侵攻にあたって、木下藤吉郎に命じて造らせた砦です。藤吉郎は奇略をめぐらし、一夜のうちに櫓を立て、城のように見せかけたので、敵が驚いて敗走したという伝説的な城址です。
墨俣城の築城の詳細は伝説的ですが、ここは古くから交通の要衝で、戦国時代当初は斎藤氏側に属し、領地を接する織田信長とは度々戦場となっています。
墨俣城は信長が後に岐阜城となった稲葉山城を攻略したあとは戦略性の重要性はなくなりました。天正12年(1584)の小牧・長久手の戦いで当時美濃を支配していた池田恒興の家臣・伊木忠次が改修したのが記録に残る最後となりました。
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