たこ焼きと言えばヤマキン．ヤマキンの「大玉」買いました

関西，特に大阪の家庭に必ず１個はあるという「たこ焼き器」．

関西人は何でも誇張してネタにするので，本当に一家に一個（一台）あるかは定かではありませんが
我が家にも一個あります．

宇宙の胃袋を持つ「とら母」（嫁さん）に頼まれて，たまに焼いたりしますが，火口が真ん中にしかない
カセットコンロで焼いているため，たとえ鋳物のたこ焼き器といえど，中央と外周で焼き加減に差が
でてしまい，使っていてあまりいい気がしません．




なので少しでも温度分布を改善させるためにとステンレス板を間に入れています．




焼くたびに温度ムラが気になる・・・．
カラッと焼けるたこ焼きといつまでもグチュグチュなたこ焼き．

両者の存在が私の魂を揺さぶる．


嗚呼，ちゃんとしたたこ焼き器が欲しい・・・・．



便利な世の中．
オークションでたこ焼き器を検索すると，あった．

「ヤマキン」．

山岡金属工業というメーカーのブランドらしい．


欲しいものが見つかってもすぐに買わない（のが貧乏性なとこ）．

相場を知り，出物が現れるのを待つ．


私にはこの「待ち時間」がいつも長い．

「時間が勿体無い」と言われることもありますが，昔流行った「郷ひろみ」の「よろしく哀愁」の
あのフレーズが全てを物語ってる気がします．

「♪♪　会えない時間会い育てるのさ，目をつぶれば君がいる～　♪♪」



そう，我慢は時にその価値を何倍にも膨らませてくれる大切なこと．




送料合わせて２野口さん（音楽業界でいうデー千）でやってきたヤマキンのたこ焼き器「大玉」




ガスの火力とＵ字型の火口がステキ．




中古なので少しお手入れしてあげて油をくれてやったらツヤツヤ．




旦那のいる休日は奥様にとって憂鬱な日．（「旦那元気で留守が良い」とはよく言ったものだ）

賢明な私はとら母にサービスして得点稼ぎをします．

「生地はこだわって作りました」と言いたいところですが，味音痴（歌も音痴）なので作れません．
日清製粉が社運をかけて作ったたこ焼き粉に頑張ってもらいました．




ガスコック付近の角にある玉の温度が少し低いみたいです．
でも，いいかんじ．




とら母の宇宙の胃袋に吸い込まれていくたこ焼き．

「美味しい？」と聞く私に
「美味しい」と答えるとら母．

美しい夫婦愛ですが，味が美味しいのは言うまでも無く「日清製粉のお陰です」．




寅次郎は食べれませんよ．




次はお好み焼きのテーブルを買います．

では，また