パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

親孝行中(自己申請)

2008年03月22日 | Weblog
3月22日(土)晴れ
我が父が、目を患い、悪化し、治療法もなく、とうとう見えなくなり、
その恐怖から鬱病になり、一時は廃人のようになった。
なんとか、立ち直り、退院し、母が付きっきりで介護する日々が始まった。
母はもともと世話焼きさんで、そのせいで、父が何もできないのだ!と
冷たい娘は昔から思っていたのだが、
さすがの気丈な母も、このところ、少々滅入ってて、弱気な電話をかけてくる回数が増えたようだった。
遠く離れた、親不孝娘は、「東京に遊びにおいでよ!
なんとかして、おとうさんを連れて来さえすれば、
せめて、ご飯つくりだけでも解放されるよ。」と、口先だけのなぐさめを言うばかりだった。
そんな時、東京在住の兄が、出張で、郷里へ帰省。
「兄ちゃんが、東京へ帰る時、一緒にこっちへ来たら?
お母さんだけで、お父さんを連れてくるのは心細いだろうけど、
兄ちゃんが一緒だったらいいでしょ?」と誘った。
しかし、そう言いながら、あの出不精の父が、さらに、目も見えなくなり、
さらに出不精に拍車をかけたあの父が、東京に来るわけないだろうなあと思っていた。
しかし・・・来た。
先週の土曜日、兄ちゃんが出張から帰るのにくっついて、両親上京。
父は、東京に来れたことで、大満足で、三日経ったら「もう帰る」と言い出す始末。
コマネズミのように動き回る性格の母は、娘の家事にちょっかい出しては
「座っててっっ!」と娘から怒られている。
でも、一緒に食事して、話して、父は夫とお酒を呑んで、
母は孫とスーパーに買い物に行ったりして、東京ライフを楽しんでるように思う。
娘も、全力で料理に励み、親孝行実践中である。
今日は、兄一家が我が家へやってきて、みんなで食事を楽しんだ。
感謝すべきは、我が夫。
今、一年で一番仕事が忙しい時期。
毎晩遅くまで仕事している。
それなのに、嫌な顔ひとつせず、我が父の相手をしてくれ、
祝日の日は、午前中休日出勤し、午後からは母を東京案内である。
孫娘だって、エラい!
この休日、おばあちゃんの観光案内のため、おじいちゃんの世話をかってでてくれ、
トイレに連れて行ったり、運動をさせてくれたりした。
ありがとね。
夫よ、ほんとに感謝しています。
あなたが、我が両親をとても大事にしてくれることをとても嬉しく思います。
そして、私も、あなたと同じくらい、あなたの両親を大事にしようと思います。
今度帰省したら、義母さんを東京に連れてこようよ。

今日の一枚は、祝日に、母を連れて、浅草から上野、アメ横など案内した時に、
満開だった上野恩賜公園の大寒桜。
コメント
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