パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

七つの会議

2019年01月18日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月18日(金)晴れ

昨日は「七つの会議」の試写会へ。
池井戸潤原作の企業モノである。

ここでひとつお断りを。
ワタクシ、「半沢直樹」は見てないし、
その後、それを反省して「花咲舞が黙ってない」「ルーズヴェルトゲーム」「下町ロケット」「陸王」と見続けてきたが・・・
いまひとつのめり込めない自覚はあった。
あ、ただ「民王」だけはものすごく好きだったけど、おそらくあれは演出が好きだったんだと思う。
(ドラマ見た後、原作読んだけど、結構な脚色で「ををっ!これはもう別物じゃないのか?どっちも面白いけど」と思ったもので)

見始めてすぐに「これって、あの一連のドラマファンのためなのね。ごめんなさい、ワタクシ、場違いでした」
ちょびっと出る人たちまでもが、いつものメンバーですもの。
当然お約束の 『香川照之氏』の顔芸もずっと続きます。
キスするくらい顔寄せての喧嘩とかも。
今回はそれに『野村萬斎氏』の癖の強い演技もプラス。
いや、ワタクシ、以前野村萬斎氏が探偵役のドラマを演った時、「ポアロ氏」を意識し過ぎてのあの演技なのかと思ってましたら、いつもあの演技なのね・・・
子供の頃に見た「ポアロ」の吹き替えの口調を思い出したわ〜
こういうもの全てがてんこ盛りなので、あのドラマたちのファンにはたまらなかったようです。

「働く事」の正義を問う!
というのがこの映画のテーマになっているが、描き方としてワタクシの好きな描き方ではない。
夢見る夢子さんというなかれ。
これがリアルに近いのだよという人もあるだろう。
でも、やっぱり性悪説より性善説の方が好きだ。
こんなに悪人だらけで保身の事ばかり考えてるような会社のドラマって見たくないわぁ〜
それと、おそらく小説だと面白い「キーポイント」になるのだろうが、「ドーナツ」の企画とかが映像化されるとちゃっちく見える気がして、もっと言えば、小説的には「ホームズとワトソン」というような重要な二人組のうちの一人である女子社員が「不倫の果ての勢いでの寿退社で、その一矢報いたいゆえの「ドーナツ企画」・・・
どうなんでしょ。
つか、そもそもあのくらいのレベルの会社だったら、小腹が空いた時に何とかできる場所(食堂とか)ってすでにありそうだと思うワタクシはやはりバブル世代?

最後に一言。
ドラマでは「吉川晃司氏」が演られてたポジション、今回は「世良公則氏」でした。
ん〜三つ子の魂百まで。ワタクシ、「宿無し」より「モニカ」でした。
コメント
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