パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

I

2019年01月31日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月31日(木)曇り

少し腑に落ちた話。
今、世間は「嵐」のことで持ちきりだが、ワタクシ、全く我関せずの立ち位置。
で、「はっ!これか!この態度か!」と。
ワタクシ、この手の話題に関して、熱が低いと言うことに気づく。
スマップの時然り、アムロちゃんの時然り。
自分の気に入ってるアイドルじゃないからでしょ?
ん〜、そういうわけでもない、たぶん。
以前、サザンオールスターズが無期限活動休止を発表した時も、それなりに衝撃やらショックやらは受けるが、
会社を早退するでもなく家事せず寝込むこともなく、サザンの好きな歌を思い出したりしてた。

あ、会社を早退で思い出したが、一時期、イケメン俳優の誰それが結婚したらショックかというアンケートあったねえ〜
こういう感覚もすごく不思議。
え?もしや自分が結婚できると思ってるのか?
あるいは、自分の好きな人と結婚してほしいという希望があるのがファン心理なのか?

こういうスタイルだから、「ボヘミアンラプソディー」でも感涙にむせべないんだよ。
嵐の件も、あんなに好評だった記者会見すら見てない。
ツイッターには「ファンじゃなかったけど記者会見みてファンになった!」とか、そりゃもう老若男女素人から芸能人からアナウンサーから様々な人が嵐について語る。
それにざざ〜っと目を通しながら「ふ〜ん、みんな嵐が好きだったんだね〜」とか「わ!このツィート、やばくない?まずいと思うよ〜(←案の定炎上してた)」とか、対岸の火事を見てる気分。
そもそも嵐に関して言えば、え?今年じゃなくて来年?まだあと2年もあるのに、そんなに早く言わなきゃいけないなんて大変な仕事だわね〜
なんてことを薄っすら思っていた。

もともと何かに熱中するということがないのは認める。人にせよモノにせよ。
認めたくはなかったが、自分は飽きっぽいのだということも最近気づいた。
子供の頃、長所短所の欄に、根気強いのが長所とか書いてたけどあれは何を根拠に言ってたのか不思議だ。
全然根気強くない、粘り強くない。
ジュリーのファンとか、ずっと好きで居続けていることを尊敬する。
スターウォーズとかガンダムやらヤマトのファンも尊敬する。
じゃあ今から何かに、誰かに、熱中しようかしらんと思い、頭に浮かぶ今現在好きな人たちは・・・
マツコデラックスさん、米津玄師さん、夏井いつき先生、ナイツ、和牛(念の為ですが、芸人さんね)
俳優さんを何人か連ねようとして、またハッとする。
顔の好きな俳優さんは何人か居ても、役柄次第、あるいはそのドラマ、映画によって好きになったり嫌いになったりする。
「何をさておき」という感覚を持てない。「嫌いになれない」という感覚も持てない。
おそらく好きな俳優さんでも不倫だなんだしただけであっという間に嫌いになれるし、その人がすごい映画に出たりしたらまたすぐ好きになる。
さあ、この人たちをすっごく好きになるぞと決心するとして、次に何をしていいかわからない。
マツコさんにしろ夏井先生にしろ、いつどんなテレビで見ることができるかわかってるけど、あえて録画もしないし、気分が乗らないとみようとしない。
これって本気じゃないってことよね〜
もっともっと本気になれる人じゃなきゃダメなんだ。
変な話、これが一番信じられないんだけど、自分が好きなアイドルが亡くなったと後追い自殺する人。
これぐらいの熱量で人を好きに・・・なれない。
結局のところ、ワタクシは、自分が一番好きだし、大事だ。

中学一年の時の担任ジョンソン(コテコテの日本人、上之園という名前だからジョンソンと呼べと言われ純真な中一の子らは従っていた。そして案の定変わり者の英語教師だった)が言ったのだが
「英語の『I』は、いかなる時も大文字だ。それは自分が一番大事だから。
どんなに大事な人がいても、家族でも、自分が死んだら同時に無くなる。」てなことを言った。
苦手な先生だったが、この言葉だけは、小さい頃から『死』に怯えているワタクシの脳に刻まれたのかもしれない。
三つ子の魂百まで、多感な頃の感性50まで、だ。
しょうがないから、一番好きで一番大事な自分の欲望のままにこれからも生きる。

今日の一枚は・・・
ずっと好きなものナンバーワンの黒猫。
なぜ黒猫が好きか遡って考えると、中二の担任斎藤先生が「ウチ、黒猫飼ってるだけどね、いいよ〜黒猫は。
近所の悪ガキどもも不吉だって言ってイジメないし。」
特別好きだった先生でもないけど、その語り口調が愛しいものを語る優しい口調で、これまた多感な少女の脳に刻まれた。
なんだかんだ、ワタクシって先生の影響を受けて大きくなってきたのね〜
う〜む。書き始めは違う方向のはずだったんだけど、変な結論になっちゃった。
もう少しまとまったらまた書きます。
どうしても「ボヘミアンラプソディー」で泣かなかった自分を分析したいの。
コメント (4)
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