パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

職業に貴賤なし

2009年01月30日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月30日(金)雨
昨日のニュースの話。
昨年の8月に来日して、日本語などの研修を受けていたインドネシア人介護士研修生が
全国の介護施設へ派遣された。
私が見たのは、そのうちの青森県むつ市に派遣された二人の女性と派遣先みちのく荘。
介護士研修生の二人は、カタコトの日本語ながら、頑張るという意気込みが伝わってくる。
そして、受け入れ先の職員達は、インドネシア語の勉強会を開いて、みんなで勉強している。
いきなりのキツいなまりで話しかけるおばあちゃんに、困った顔の女性。
そりゃ、同じ日本人でも、各地の方言は聞き取れないのだから無理もない。
我が故郷にも派遣されたらしいが、おそらくそちらの方達も苦労されることであろう。
でも、介護福祉士の資格取得を目指し頑張るであろう彼女らと、
きつい介護の世界で頑張っている職員の方々は、きっと良きパートナーとなって、
うまくやっていかれるだろう。
言葉の問題もそうだが、イスラム教のお祈りの場所や時間を設けたり、食事の配慮をしたりと、
施設側もインドネシア人の習慣を理解しようと努めている。
たった数分のニュースで、涙腺がゆるゆるになあるワタクシであった。

ワタクシ、つい先日、娘に言い放ったのであるが
「職業に貴賤なしというけど、ママはあるとおもうのよね。」
なぜ、こういう話になったかというと、
娘の今一番のお気に入りの芸人さんが、過去にホストだったという話からである。
「職業としてホストを選んだ時点で、ママのなかではアウトだねっ」と言うと
娘が「職業に貴賤なし、だよ」
果たしてそうか?
ワタクシ、自分に出来ない仕事ってたくさんあるなあ~と常々思っている。
基本的に、お医者さんをはじめとした理系の仕事は無理。
死体はもちろん、血とか内蔵とかもダメだから、看護士さんも無理。
人と密に接するような仕事も無理。
すぐにパニクるので、乗り物の運転関係も無理だな。
だから先日のハドソン川の奇跡の着陸には、人一倍感動したぞ。
ワタクシとよく似ている従姉と、今後どうやって生きていこうかと模索していた時
(彼女もワタクシもバツイチの子持ち、職なし状態)
これもできない、あれも無理、と、どんどん職業選択の幅が狭まっていく中で
「私、長距離トラックの運転手にはなれる!」と、従姉が得意げに叫んだ。
しかし「何を運ぶの?」と聞くと、
「運転だけなら、何時間でもできるけど、荷下ろしは出来ない」と言い、
速攻ワタクシから却下された。
しかし、ワタクシも従姉同様、体力に自信がない。
介護の仕事も無理な仕事の筆頭だ。
じさまを風呂桶に落としてしまうであろう。
体力だけの問題でもないな。
我が娘の沐浴ですら、何度かベビーバスのお湯を飲ませたし・・・
それ以前に、「優しさ」が少々欠けているので、じいちゃんばあちゃんから嫌われて居づらくなるであろう。
がさつだしねえ~
だから、介護福祉士とか、ホームヘルパーさんとか、ホント頭が下がる思いである。
そりゃ、どんな仕事も、それを欲する相手がいると職業として成り立つわけだが(しつこいようだがホストとかね)
やはりそこに感謝とか尊敬とかの念が高い職業と
そうでない職業には、大きな差があると思うんだよねえ~

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 娘は怒っている | トップ | ラストスパート »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本・マンガ・テレビ・映画」カテゴリの最新記事