2月14日(金)晴れ
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昨日も一人でせっせと庭仕事。
門に車が止まる音がするので作業中断して出てみると班の世話役さん。
今年班長の我が家に、回覧板で回すお知らせ等を持ってらしたのだ。
年の頃なら70代中盤のおばさまである。
おばさま「剪定した?」
夫婦で1日がかりで庭作業したばかりである。
n「はい」
おばさま「そこの下の道路のとこに枝が落ちてるのよ。
車を擦りそうだから退かしてね。」
まあ!!!風で道路に飛んでしまったのだろうか、大きな枝ならワタクシの力ではどかせられないかもしれぬ。
とりあえずはすぐ見に行こう。
おばさまにひたすら謝り倒してから裏口から下の道路へ出て、その、車を擦りそうな枝とやらを探しに行く。
枝、枝、枝、車を擦りそうな枝・・・どこ???
道路の端っこに細い細い柳の枝が数本。
もしや、これ?
緑緑したたおやかな、これ?
仮に車に当たったとしても優しく撫でるだけのような、これ?
つか、そもそも我が家の裏の道路は、勾配がきつくはあるが、幅としては対向車同士離合できる十分な広さである。
たとえ枝があったとしてもちょっと避ければいいだけだし、そもそもがその柳の枝は道路はじの枯葉の上にお行儀よく並んでいるだけだ。
これを注意するのは少し悪意を感じる。
この道路は我が家と、下のおたく、市の管轄部分等の木々に覆われており、緑のトンネルのようになっている。
景色としてワタクシは非常に気に入ってるが、下におうちのあるおば様は、日頃から苦々しく思っていたのだろう。
夕餉の時に夫にこの話をする。
ワタクシとしては、一緒になって、「こんなに木の多い所なんだから、お互い様だよね〜ちょっといぢわるな感じだよね〜」くらいの話のつもりだった。
しかし・・・
夫「オレ、『剪定した?』って聞かれたってとこで嫌な予感したよ。
オレだったら「してない」って言う」
は?
いや、だって、めっちゃ剪定したじゃん!二人で、一日中。
意味わからん。
剪定した?と聞かれた時点で、ん?なんか文句言われる?と予想して、自分に不利な事が起こらないように嘘つくって事?
おば様に向けていた怒りの矛先が、ジリジリと夫へ向かい始める。
ワタクシはただ、「こんなことを言うなんて、あのおばさんちょっといぢわるだよね〜」「そうだね〜」と夫婦でおば様を罵ることで溜飲を下げれば良かっただけだ。
何もこれから二人で文句言いに行こうとかも思っていない。
大した事じゃないのに、何か文句言いたい人っているよね〜と言い合って気が済むレベルだった。
いつもそうだ。
夫に、話を聞いてもらおうとすると、このパターンに陥りやすい。
怒っている時には一緒に怒って欲しいのだ妻は。
いや、それが、完全に妻に非があるような事だったら、諭すなり否定するべきだが、大抵の場合、そんなたいそうなトラブルではない。
一緒になって「変なおばさん!」って罵り合えば妻の気はおさまる。
しかし、彼は一緒になって怒ってくれたり、悲しんでくれたり、楽しんでくれるということがない。
彼曰く、オレは怒りたくない。だから怒らないですむためには「嘘をつく」と言う論理らしい。
なんじゃそりゃ???
こういう時、ワタクシは心底ガッカリするし、どんどん夫とおしゃべりをしたくなくなる。
もし、ワタクシとトラブルになりかけたら、自分の怒りを収めるために夫は平気で嘘をついてきたのだろうかとも疑う。
何かトラブルが発生した時に、どのように対処するかは人それぞれだという事は理解している。
が、その対処法が、自分の倫理観とズレると、非常に気持ち悪い。
今日の一枚は・・・
昨日の猪の写真を、るいさんから「難易度100の隠し絵」と褒められたので、調子に乗って第二弾。
この木の枝に3羽小鳥がいます。
わかります!わかる!
≫「こんなことを言うなんて、あのおばさんちょっといぢわるだよね〜」「そうだね〜」
うーん、そーなの、そーなの、我が家の喧嘩の大半は、この内容。
私はいつも、否定文しか喋らん!と怒ってしまいます!
でもね、でも、これって…(決めつけデカ(刑事))西の男子限定かも?と勝手に思ってます。
私、地方の岡山と、東京での職場や卓球男子等との、関わりを比較して、岡山の時の職場の男子も、じゃーねー(違うよ)が基本、関西出身の男子は、ちゃうねんから、会話が入り、結果…ちゃうのちゃうやん!?ってこと多いのでした。
それに比べて…東京の洗練された男子たち、
とにかく…そうだよね。
いいよいいよ。
違っててもいいよは、イラッと来るが…。
優しい。と感じる今日この頃。
32年前、東京の電車内の男子の会話に驚愕したもの(みんなオカマちゃん?(失礼!💦))でしたが、今や、その優しさがありがたい!
それに比べて、我が夫も然り…。
ウンウンそーだね。
肯定文を、言ってくれ!💦
西の男子たちに、捧げたいものです。
(そーではない西の男子様ごめんなさいっ)
いや、とか、でも、とかから始まる話。
まぢむかつくのよねえ。
その昔、鈴木おさむ氏がキンコン西野氏とトラブった時だったか、妻大島さんが「僕以上に怒ってくれた」事に感謝してた。
夫婦ってそういうものだと思うのですよ。バンバン!!1←机を叩く音