3月24日(火)晴れ
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少し前に話題になった黒川伊保子著「妻のトリセツ」を読んだ。
ふと思うに、これは誰を対象にしたものなのか。
いや、「妻のトリセツ」ってタイトルついてるくらいだから妻の取り扱いに苦慮している夫向けなのだろうが、
そもそも「妻」の取り扱いについて悩んだりするような繊細な夫はこれを読まなくても大丈夫じゃね?
と思うほど、この中に出てくる夫(男脳)はガサツでバカっぽい。
「男性脳は女性脳に比べて行動文脈が短い」らしい。
どういうことか?
女性脳は「トイレに立ったついでに、ここのものをあちらに持って行き、そして、トイレに行って、帰りにこれをああして、こうして」と行動文脈を常時紡ぎ続けられる。
が、男性脳はトイレに行く→出す→戻る しかない。らしい。
まぢで???
そんなことあるか〜い!と思うし、少なくともうちの夫は違うし、ワタクシは行動文脈がどうのこうのというレベルじゃなく「立ったついで」ということを重視するあまりトイレに行くのを忘れるほど色々なことを自分に課す。
初めのうちは「ワタクシは、男脳女脳で簡単に二分されるような単純は女じゃなくってよ!」と気負いながら読んでいる。
女は話のオチが要らないとか言われると「そんなことないわ!オチは必要よっ!」
女は記念日までの過程を楽しむからサプライズは逆効果になる場合がある?「そんなことないわ!サプライズでお誕生日とか祝って欲しいもんだわさ!」
しかし「うげっ!」と思ったのが・・・
例としてあがってた冷蔵庫の買い方。
この人、ワタクシ達夫婦が冷蔵庫を買う時、ヨドバシにいて後ろから見てたでしょ!と言いたいくらい、同じ風景だった。
インスピレーションで「これ!この野菜室が縦型のがいい!」と言う妻。
メーカーの特性やら人気度、その他もろもろ比較検討して「これが一番人気だよ」と言う夫。
このエピソードでやられてからは「・・・そうかもしれない。つか、ワタクシ、女脳の代表選手かもしれない。」
出てくる話のひとつひとつが、ワタクシが夫を責め立てる理由のそれなのだ。
例えば・・・
女脳は共感を欲する。
そんなことないわと思いつつ、振り返ると・・・
我が夫は、この本に出てくるような無神経でアホな男ではないが、それでも時々妻の機嫌を損ねる。
その理由の頻度で一番高いのが「正論を述べる」
妻だって馬鹿じゃないから自分で色々考えるし、反省もするし、後悔だってしている。
そして、最後の頼みの綱というか心の拠り所である夫に「こういうことがあったのよ」と話す。
決してアドバイスを求めているわけではないのに、傷口に塩を塗るように客観的な立場で正論を吐かれると逆ギレするわけだ。
読んでいけばいくほど嫌になるくらい女脳の持ち主である、ワタクシって。
女だからね〜間違ってはないけどさ、なんか今度はこういう考え方をする妻がバカっぽいというかめんどいというか。
それに対処していかねばならない夫に同情する。
妻を怒らせてしまったら最後の手段でかわいく謝るしかない、というような文もあり、絶対にかわいく振る舞えない我が夫のようなタイプが女性にモテなかったのがわかるような気までしてくる。
ってことで、最初のとっかかりとは真逆で、最後はふむふむと納得までしたりして、さらには「夫のトリセツ」なるものを図書館に予約することであった。
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少し前に話題になった黒川伊保子著「妻のトリセツ」を読んだ。
ふと思うに、これは誰を対象にしたものなのか。
いや、「妻のトリセツ」ってタイトルついてるくらいだから妻の取り扱いに苦慮している夫向けなのだろうが、
そもそも「妻」の取り扱いについて悩んだりするような繊細な夫はこれを読まなくても大丈夫じゃね?
と思うほど、この中に出てくる夫(男脳)はガサツでバカっぽい。
「男性脳は女性脳に比べて行動文脈が短い」らしい。
どういうことか?
女性脳は「トイレに立ったついでに、ここのものをあちらに持って行き、そして、トイレに行って、帰りにこれをああして、こうして」と行動文脈を常時紡ぎ続けられる。
が、男性脳はトイレに行く→出す→戻る しかない。らしい。
まぢで???
そんなことあるか〜い!と思うし、少なくともうちの夫は違うし、ワタクシは行動文脈がどうのこうのというレベルじゃなく「立ったついで」ということを重視するあまりトイレに行くのを忘れるほど色々なことを自分に課す。
初めのうちは「ワタクシは、男脳女脳で簡単に二分されるような単純は女じゃなくってよ!」と気負いながら読んでいる。
女は話のオチが要らないとか言われると「そんなことないわ!オチは必要よっ!」
女は記念日までの過程を楽しむからサプライズは逆効果になる場合がある?「そんなことないわ!サプライズでお誕生日とか祝って欲しいもんだわさ!」
しかし「うげっ!」と思ったのが・・・
例としてあがってた冷蔵庫の買い方。
この人、ワタクシ達夫婦が冷蔵庫を買う時、ヨドバシにいて後ろから見てたでしょ!と言いたいくらい、同じ風景だった。
インスピレーションで「これ!この野菜室が縦型のがいい!」と言う妻。
メーカーの特性やら人気度、その他もろもろ比較検討して「これが一番人気だよ」と言う夫。
このエピソードでやられてからは「・・・そうかもしれない。つか、ワタクシ、女脳の代表選手かもしれない。」
出てくる話のひとつひとつが、ワタクシが夫を責め立てる理由のそれなのだ。
例えば・・・
女脳は共感を欲する。
そんなことないわと思いつつ、振り返ると・・・
我が夫は、この本に出てくるような無神経でアホな男ではないが、それでも時々妻の機嫌を損ねる。
その理由の頻度で一番高いのが「正論を述べる」
妻だって馬鹿じゃないから自分で色々考えるし、反省もするし、後悔だってしている。
そして、最後の頼みの綱というか心の拠り所である夫に「こういうことがあったのよ」と話す。
決してアドバイスを求めているわけではないのに、傷口に塩を塗るように客観的な立場で正論を吐かれると逆ギレするわけだ。
読んでいけばいくほど嫌になるくらい女脳の持ち主である、ワタクシって。
女だからね〜間違ってはないけどさ、なんか今度はこういう考え方をする妻がバカっぽいというかめんどいというか。
それに対処していかねばならない夫に同情する。
妻を怒らせてしまったら最後の手段でかわいく謝るしかない、というような文もあり、絶対にかわいく振る舞えない我が夫のようなタイプが女性にモテなかったのがわかるような気までしてくる。
ってことで、最初のとっかかりとは真逆で、最後はふむふむと納得までしたりして、さらには「夫のトリセツ」なるものを図書館に予約することであった。
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