12月7日(金)曇り
先日、ほぼ日の読み物で見かけたので慌てて書き留めておく。
穂村弘氏のクリスマスの思い出。
ほんっとにこの人ったら!って感じで可笑しい。
とはいえ、ワタクシも似たような思い出だらけだ。
いや、それなりに幸せなクリスマスを過ごしたこともあったと思うのだが、そうでなかったクリスマスの方が今となっては記憶に残ってて、この季節がやってくるたびに思い出しては自分を可哀想がって笑ってる。
クリスマスと言ってまづ思い出すのは、花も恥じらう21歳の頃のクリスマス。
就職した最初の会社を一年で辞め、次に就職したのがアルミメーカーの営業所。
最初に就職した会社は若い人がたくさんいたから、何かと言っちゃ呑みに誘われ、ワイワイ楽しかったが、次の会社は営業所だったので所長と係長とヒラ社員に事務員さんとしてのワタクシの4人だけ。
大型冷蔵倉庫のアルミパネルなんてのも扱ってたので、クリスマスには強制的にアイスクリームケーキを買わされ、買ったケーキよりも大きいオマケのアイスクリームケーキやらアイスキャンディやら大量にもらい、両手に抱えて帰宅。
当時、兄と住んでいた家の冷蔵庫の冷凍庫に詰めるだけ詰め込み、入らない分を夕食として1人で食す。
兄は、もちろん彼女とクリスマスデートである。
アイスクリームケーキの食べ過ぎで体が冷え切り、首までコタツに潜り込んでウトウト。
今度はのぼせて目が覚める。
またアイスクリームケーキを食べる。
また、体が冷え切る・・・これを繰り返していた。
メリークリスマス!
くーーーっ!かわいそ!な〜んて口では言っても、ぢつはそれほどクリスマスやらお正月、誕生日のロンリー感を寂しいとは思わない。
もともと、あまりそういうイベントを重視する家庭で育ってないからだろう。
あるいは、逆で、そこまで「独り」を意識するほど孤独な時を過ごしていないからか。
先日のルビー会で、暮れからお正月の過ごし方の話になった時に、
去年義弟が上京してきて賑やかだった話、そしてまた今年も来るのよという話をした。
するとTさんが「わかるわ〜」
Tさんは絵に描いたような「キャリアウーマンでした感」を漂わせたデキる女。
独身でお母様と長く二人暮らしされてたが昨年お母様を亡くされた。
Tさん「それまではお正月になると兄弟やら甥っ子達がおばあちゃんに会いにきてたの。
だから今年も、お願いだから今まで通りに来てくれない?って頼んだわよ。
ご馳走用意してるからお願い、来てっ!って。
義弟さんもきっと一人で年越す事考えたら、少々大変だろうが東京へ行こうって思われたのよ。」
そだね〜
両親を全力で看取ってくれた義弟の上京である。
全力で彼をおもてなすことにしようとこぶしを握りしめるワタクシである。
先日、ほぼ日の読み物で見かけたので慌てて書き留めておく。
穂村弘氏のクリスマスの思い出。
ほんっとにこの人ったら!って感じで可笑しい。
とはいえ、ワタクシも似たような思い出だらけだ。
いや、それなりに幸せなクリスマスを過ごしたこともあったと思うのだが、そうでなかったクリスマスの方が今となっては記憶に残ってて、この季節がやってくるたびに思い出しては自分を可哀想がって笑ってる。
クリスマスと言ってまづ思い出すのは、花も恥じらう21歳の頃のクリスマス。
就職した最初の会社を一年で辞め、次に就職したのがアルミメーカーの営業所。
最初に就職した会社は若い人がたくさんいたから、何かと言っちゃ呑みに誘われ、ワイワイ楽しかったが、次の会社は営業所だったので所長と係長とヒラ社員に事務員さんとしてのワタクシの4人だけ。
大型冷蔵倉庫のアルミパネルなんてのも扱ってたので、クリスマスには強制的にアイスクリームケーキを買わされ、買ったケーキよりも大きいオマケのアイスクリームケーキやらアイスキャンディやら大量にもらい、両手に抱えて帰宅。
当時、兄と住んでいた家の冷蔵庫の冷凍庫に詰めるだけ詰め込み、入らない分を夕食として1人で食す。
兄は、もちろん彼女とクリスマスデートである。
アイスクリームケーキの食べ過ぎで体が冷え切り、首までコタツに潜り込んでウトウト。
今度はのぼせて目が覚める。
またアイスクリームケーキを食べる。
また、体が冷え切る・・・これを繰り返していた。
メリークリスマス!
くーーーっ!かわいそ!な〜んて口では言っても、ぢつはそれほどクリスマスやらお正月、誕生日のロンリー感を寂しいとは思わない。
もともと、あまりそういうイベントを重視する家庭で育ってないからだろう。
あるいは、逆で、そこまで「独り」を意識するほど孤独な時を過ごしていないからか。
先日のルビー会で、暮れからお正月の過ごし方の話になった時に、
去年義弟が上京してきて賑やかだった話、そしてまた今年も来るのよという話をした。
するとTさんが「わかるわ〜」
Tさんは絵に描いたような「キャリアウーマンでした感」を漂わせたデキる女。
独身でお母様と長く二人暮らしされてたが昨年お母様を亡くされた。
Tさん「それまではお正月になると兄弟やら甥っ子達がおばあちゃんに会いにきてたの。
だから今年も、お願いだから今まで通りに来てくれない?って頼んだわよ。
ご馳走用意してるからお願い、来てっ!って。
義弟さんもきっと一人で年越す事考えたら、少々大変だろうが東京へ行こうって思われたのよ。」
そだね〜
両親を全力で看取ってくれた義弟の上京である。
全力で彼をおもてなすことにしようとこぶしを握りしめるワタクシである。
強いて言うなら、鈍感?
いや、それは自分がかわいそうなので(今年の目標は自己肯定力を高める、だったような気がする)
やはり、「強い孤独」を感じたことがないのだと思います。
貧乏だなんだと言ってもそれなりに幸せな子供時代を過ごして、
そこそこの反抗期はあったものの、家族仲良く暮らしてきて、
離婚だなんだ辛い時期もあったけど、周りには常に助けて、励まして、愛してくれる人たちがいたから
「孤独」じゃなかった。
病気になってメソメソしてても、やはり家族や友人達に助けられてきた。
だから、一人でクリスマスケーキを食べた、あの年のことだけがクローズアップされるのでしょう。
それもまたいい思い出。
大人に成長出来れば良かったな。
両親の仲が悪く父親は家にあまり居なかったので
クリスマスなどのイベントに父親がいた事は一度も覚えてない。
父親と遊びに行った記憶も無いに等しい
たまに父が家に居ても
いつも両親は無視し合うか言い争ってる・・・
高校生の頃から私が家に帰らずに
不良仲間と毎日、酒、タバコ、バイク、万引き、アルバイト時々、高校に行く道を歩いてた。
家族が一つになってる光景に憧れて大人になったから
何にも分からない
そんな感じだったけれど
きっと自分が弱かったから逃げてただけだったなと
今ならわかる。
今からでも強くなるのは
きっと遅く無いよねnさんの様に。