1月9日(火)晴れ
「西郷どん」始まりましたが、皆さんの感想はいかがだったでしょうか。
と、その前に・・・
読売新聞記者VS西宮市長からの、今度はどこぞの大学の先生の「関西で『殺すぞ』は日常茶飯事的」発言。
イメージとしては、ワタクシも「関西で殺すぞはアホと同レベル?(という地域もある)」
夫は「いやぁ〜いくらなんでもそれはないだろ。」
でも、考えてみて!
西郷さんを「せごどん」って呼ぶ?
「さいごうさんだよね、せいぜい『さいごうどん』じゃない?」
鹿児島(それもちょー田舎)に、高校生までしか居なかった夫と、結構な年数を鹿児島で過ごしたワタクシとは、時々こういうズレが生じる。
もっと言えば、ワタクシは途中で地方に転校しているので鹿児島市内と地方との方言の差も知っている。
もっと言えば、我が両親は転勤族(鹿児島県内を転々と)だったので、離島から地方まで様々な鹿児島弁を知っている。
それを踏まえると、夫よりワタクシの方が、鹿児島を、鹿児島弁を語っても許されると思う。
地域性はもの凄く狭く深いものである!というのがワタクシの結論。
よって、ちょっと知ってるぐらいで「関西では〜」とか「鹿児島では〜」とか「日本では〜」とか語るなよってことです。
「オレの知ってる鹿児島では〜」くらいにしとかないと痛い目にあうぞってことです。
ドラマはドラマとして見てね!
にしても、塚地氏の鹿児島弁はワタクシ的には合格っっ!
鹿児島弁は、鹿児島県人の間でも色々あるんだから、完璧を求めるのがそもそも間違いである。
川内に引っ越した時、多感なはずの男子高校生から「はんは〜〜」(←「君は〜〜」の意)と話しかけられた衝撃ったら!!!
鹿児島弁の独特のアクセントだけでも恥ずべきものと思っていた多感な女子高生nは、手にしてた「600選」を落としそうになったぞ。
と、ここでまた新たな衝撃!!!
今、「600選」って書いてて、これって通じる?正式名称は何だったけ?と検索したんですよ。
正確、誠実がモットーのブログですからね。
意識としては、豆単とか赤本とか、学生には必須のものよねというところ。
ところが!!!何とこの600選、鹿児島限定だったぁ〜〜〜
正式名称『英作基本文例600』で、通称「600選」
ひゃ〜〜〜ウィキペディアにあるってのも驚いた。
ウィキが言うには「鹿児島県高校教育研究会英語部会が監修し、啓隆社が発行している学習参考書」だって!!!
いや、なぜここで600選を出したかっていうと、ワタクシが川内の方言を語る上で必須なわけですよ、「600選」が。
鹿児島の北西部にある川内市(現 薩摩川内市)の方言の特徴に語尾に「せん」がつくってのがある。
転校してしばらくして、やたらと「〜せん」が耳につく。
例えば「今朝、太平橋の上、霜がすごかったせん」(今朝、太平橋の上、霜がすごかったよね〜の意)
と、現に、雨に打たれたかのようにびっしょりの淳子さんがタオルで髪を拭き拭き言うわけです。
するとびっちゃんが「そんなことより、数学の宿題見せてよ!夕べアルフィーがベストテンに出てたせん。そのあとずっとアルフィー聞いてたら宿題するの忘れてた!」(←夕べアルフィーがベストテンに出てたでしょう。の意)
n「ね〜ね〜、どうして言葉の最後に「せん」って言うの?」
皆、キョトン顔。
誰かが「えっと・・・鹿児島弁?」
n「言わないよぉ〜初めて聞いたよぉ〜冗談かと思ったよ。せんだいだから「せん」って言うの???」
皆「えーーーっ!?鹿児島市では言わないの???」
言いません。
「しない/やらない」を「せん」とは言います。
共通語「勉強をしないの?」
鹿児島市「勉強をせんの?」
川内市「勉強をせんせん?」
そこでnは
「じゃあ『600選、しないの?』は『600選、せんせん?』」と、まるで『チャウチャウちゃう?』と同じニュアンスを感じながら聞いたのを覚えておる。
ゆえに、川内市の方言を語るには600選は必要。
・・・長くなりました。
何が言いたいかと申しますに、「西郷どん」よろしくね!ってことです。
これで、鹿児島への注目度が上がってほしいなあと思っておるところです。
ついでに、600選もメジャーになってほしいものです。
これは、今でこそ思うことですが、良い参考書だったと思います。これ一冊覚え込めばもう少し英語好きになれてたかも・・・とは後の祭りですが。
「西郷どん」始まりましたが、皆さんの感想はいかがだったでしょうか。
と、その前に・・・
読売新聞記者VS西宮市長からの、今度はどこぞの大学の先生の「関西で『殺すぞ』は日常茶飯事的」発言。
イメージとしては、ワタクシも「関西で殺すぞはアホと同レベル?(という地域もある)」
夫は「いやぁ〜いくらなんでもそれはないだろ。」
でも、考えてみて!
西郷さんを「せごどん」って呼ぶ?
「さいごうさんだよね、せいぜい『さいごうどん』じゃない?」
鹿児島(それもちょー田舎)に、高校生までしか居なかった夫と、結構な年数を鹿児島で過ごしたワタクシとは、時々こういうズレが生じる。
もっと言えば、ワタクシは途中で地方に転校しているので鹿児島市内と地方との方言の差も知っている。
もっと言えば、我が両親は転勤族(鹿児島県内を転々と)だったので、離島から地方まで様々な鹿児島弁を知っている。
それを踏まえると、夫よりワタクシの方が、鹿児島を、鹿児島弁を語っても許されると思う。
地域性はもの凄く狭く深いものである!というのがワタクシの結論。
よって、ちょっと知ってるぐらいで「関西では〜」とか「鹿児島では〜」とか「日本では〜」とか語るなよってことです。
「オレの知ってる鹿児島では〜」くらいにしとかないと痛い目にあうぞってことです。
ドラマはドラマとして見てね!
にしても、塚地氏の鹿児島弁はワタクシ的には合格っっ!
鹿児島弁は、鹿児島県人の間でも色々あるんだから、完璧を求めるのがそもそも間違いである。
川内に引っ越した時、多感なはずの男子高校生から「はんは〜〜」(←「君は〜〜」の意)と話しかけられた衝撃ったら!!!
鹿児島弁の独特のアクセントだけでも恥ずべきものと思っていた多感な女子高生nは、手にしてた「600選」を落としそうになったぞ。
と、ここでまた新たな衝撃!!!
今、「600選」って書いてて、これって通じる?正式名称は何だったけ?と検索したんですよ。
正確、誠実がモットーのブログですからね。
意識としては、豆単とか赤本とか、学生には必須のものよねというところ。
ところが!!!何とこの600選、鹿児島限定だったぁ〜〜〜
正式名称『英作基本文例600』で、通称「600選」
ひゃ〜〜〜ウィキペディアにあるってのも驚いた。
ウィキが言うには「鹿児島県高校教育研究会英語部会が監修し、啓隆社が発行している学習参考書」だって!!!
いや、なぜここで600選を出したかっていうと、ワタクシが川内の方言を語る上で必須なわけですよ、「600選」が。
鹿児島の北西部にある川内市(現 薩摩川内市)の方言の特徴に語尾に「せん」がつくってのがある。
転校してしばらくして、やたらと「〜せん」が耳につく。
例えば「今朝、太平橋の上、霜がすごかったせん」(今朝、太平橋の上、霜がすごかったよね〜の意)
と、現に、雨に打たれたかのようにびっしょりの淳子さんがタオルで髪を拭き拭き言うわけです。
するとびっちゃんが「そんなことより、数学の宿題見せてよ!夕べアルフィーがベストテンに出てたせん。そのあとずっとアルフィー聞いてたら宿題するの忘れてた!」(←夕べアルフィーがベストテンに出てたでしょう。の意)
n「ね〜ね〜、どうして言葉の最後に「せん」って言うの?」
皆、キョトン顔。
誰かが「えっと・・・鹿児島弁?」
n「言わないよぉ〜初めて聞いたよぉ〜冗談かと思ったよ。せんだいだから「せん」って言うの???」
皆「えーーーっ!?鹿児島市では言わないの???」
言いません。
「しない/やらない」を「せん」とは言います。
共通語「勉強をしないの?」
鹿児島市「勉強をせんの?」
川内市「勉強をせんせん?」
そこでnは
「じゃあ『600選、しないの?』は『600選、せんせん?』」と、まるで『チャウチャウちゃう?』と同じニュアンスを感じながら聞いたのを覚えておる。
ゆえに、川内市の方言を語るには600選は必要。
・・・長くなりました。
何が言いたいかと申しますに、「西郷どん」よろしくね!ってことです。
これで、鹿児島への注目度が上がってほしいなあと思っておるところです。
ついでに、600選もメジャーになってほしいものです。
これは、今でこそ思うことですが、良い参考書だったと思います。これ一冊覚え込めばもう少し英語好きになれてたかも・・・とは後の祭りですが。
方言は物凄く感じました。
下関弁ではきっと「勉強せんちゃ」と言ってたと思う。
茨城弁では「勉強しねぇ」
最近の若い世代は茨城弁を使わない人が多いので
お笑い芸人のカミナリが話す方言は
違和感しか感じないです。
隣町から出た芸人なので
同じ言葉を使ってる筈ですが・・・
良くも悪しくも、というか、好きか嫌いかというか、方言は一言では片付けられないものが山ほどある。
だから、五十年くらい前の方言追放運動(?)をした人の気持ちもわかるし、方言保存運動に励む人の気持ちもわかる。