ゲゲゲの女房

５月１９日（水）曇り
朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』は、ワタクシの中での久々大ヒットである。
『ちりとてちん』『いもたこなんきん』に続くベスト３の可能性も出てきている。
そんなワタクシの心を見透かしたように、今朝の『あさイチ』は
水木しげるご夫妻登場。
普段は、８時半の夫の出勤と同時にテレビはスイッチオフなのだが、
今日は特別に見続ける。
いやぁ～すんごいおもしろかった。
なにがすごいって、水木しげる氏のマイペースぶり。
おっとりとした風情を漂わせた奥様が、「糞」だの「屁」だの平気で口にされるあたりは、
さすが水木しげる夫人たるところか。
わたしゃ、絶対水木しげる氏とは結婚したくないけど、
（たとえ向井理の顔をもってしてもだ！）
身近にこんなおじさんでもいたら、さぞやおもしろかろうと思った。

ゲゲゲの女房には、特に惹かれる役者さんが出てるわけでもなかったのだが、
味のある役者さんが多いのも、安心して見ていられる要因かもしれぬ。
一番好きなのは、貸し本やさんのおばあちゃん（佐々木すみ江）
漫画家の戊井さん（梶原善）もおもしろい。
でも、一番存在感を感じるのが貸本屋の美智子さん（松坂慶子）
松坂慶子って、ワタクシの子供の頃は、超美人なセクシー路線の女優さんだったのだ。
抜群のスタイルでバニー姿で歌う「愛の水中花」は、子供心に「すげぇ～」思ったものだ。
ところが、プライベートでごたごたがあったり、
（変な男によろめくのは、美女のお約束なのか？）
拠点が海外だったりで、久しくお顔を見なかった。
そして・・・久しぶりにどど～んと出てきた彼女は、体型もどど～んと・・・
しかし、そこで変なダイエットに走らなかったのが大正解だよねえ～
『篤姫』は大嫌いだったけど、彼女の「幾島」は結構好きだったな。
喋り方とか演技とかは、昔から変わらないけど、今、あの体型に、あの声、あの喋り方はとっても合ってると思う。
主人公が、彼女に癒してもらってるのがすごく伝わる。
そして・・・メナードのCMを見ては、深キョンを圧倒する勢いの綺麗さに
ガツンとやられるのだ。
「あなたの三段腹と、ワタクシのダイナミックボディは、質が違うのよ。」と
言われているようで
思わず「ごめんなさい。太ったよねえ～なんて言って・・・」と
テレビに向かって謝るワタクシであった。