紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

白毛門山~笠ヶ岳~朝日岳縦走・3

2008-08-07 16:38:43 | 3・山の日記
■朝日岳登頂。(1945m)

いよいよ最後の山、朝日岳を目ざす。
笠ヶ岳からはアップダウンをくりかえし、最後の、一番左の高い山が朝日岳なのである。




笠ヶ岳から下を見ると避難小屋が見える。避難小屋は、場所によっては、すばらしい所もあるが、このあたりのは小さいので、これだけをあてにしていくのはあぶない感じ。


そして、白毛門山を越えてきても遠い、朝日岳の方から登ってきても遠い。このあたりが、あ~がんばって登って来て、ほんとうによかったなあと思える所なのだ。
抜きつ抜かれつ歩く何人かと、ここは秘境だね、すばらしい景色だねと言い合う。花もたくさん咲いている。




ハクサンフウロ。




ミヤマキオンと、これはなんという花だろう?




左(?)と右・シナノオトギリ(?)




花を眺めながら、急な道を登ってゆく。先に行く人たちが点になって見える。




ミヤマホツツジ。




タテヤマリンドウ。




イワシャジン。



あまりにステキな所なので、少し休んで眺めていく。




コオニユリ(?)



ミヤマオトギリ(?)



イブキジャコウソウ。




バックは、今日越えてきた山々。シモツケソウに混ざって白い背の高い花は、シシウドか?




そして、最後の登りにかかる。



ジョウシュウ(?)アズマギク。



朝日岳まで、あと少しというところ。




12:20  朝日岳山頂。(1945m)

ここからの眺めはすばらしい。風もすずしい。大変だったけれど、疲れなど吹き飛んでしまう。もっと山頂にいたかったが、すぐに下の水場目ざして下っていった。
水がとうとうなくなってしまったのだ。といっても、2リットル・ポリタンに氷はあった。氷だけあっても、飲めないのである。
そこで、先に登頂していた人に水を分けてもらい、ポリタンにいれて、振り回して氷を溶かし、その人に冷たい水を返したところ、すごく喜ばれた。




◆白毛門山~笠ヶ岳~朝日岳縦走=・3・