◇ 上昇気流に乗ったNY株 = ニューヨーク市場の株価が上げ続けている。ダウ平均は先週323ドルの値上がり。これで4週連続の上げ、史上最高値の更新が止まらない。週央にはFRBが5回目となる政策金利の引き上げを決定したが、市場は織り込み済みですんなりと受け入れた。11月になってからの上げ幅は1275ドル、上げ率は5.5%に達している。根底にあるのは、アメリカの堅調な景気動向と企業収益だ。
対照的なのは、膠着状態に陥った東京市場の株価。日経平均は先週258円の値下がり。FRBの利上げで、円高・ドル安になったことが大きく響いた。11月からの上げ幅は541円、上げ率は2.5%にとどまっている。中国が金融規制を強めたことも売り材料になったが、基本的には9-10月に急騰したあとの調整局面だとみていいだろう。
アメリカでは取り引き時間終了後に、法人税を21%に引き下げる法案の成立が確実となった。このためニューヨーク市場は、今週も買いが先行する公算が大きい。一方、東京市場には買い材料が見当たらない。このため個別銘柄の物色を強めながら、もう少し足踏みする可能性が強い。
今週は18日に、11月の貿易統計。20日に、10月の全産業活動指数。アメリカでは19日に、11月の住宅着工戸数。20日に、11月の中古住宅販売。21日に、7-9月期のGDP確定値、11月のカンファレンス・ボード景気先行指数。22日に、11月の新築住宅販売戸数が発表される。
≪18日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
対照的なのは、膠着状態に陥った東京市場の株価。日経平均は先週258円の値下がり。FRBの利上げで、円高・ドル安になったことが大きく響いた。11月からの上げ幅は541円、上げ率は2.5%にとどまっている。中国が金融規制を強めたことも売り材料になったが、基本的には9-10月に急騰したあとの調整局面だとみていいだろう。
アメリカでは取り引き時間終了後に、法人税を21%に引き下げる法案の成立が確実となった。このためニューヨーク市場は、今週も買いが先行する公算が大きい。一方、東京市場には買い材料が見当たらない。このため個別銘柄の物色を強めながら、もう少し足踏みする可能性が強い。
今週は18日に、11月の貿易統計。20日に、10月の全産業活動指数。アメリカでは19日に、11月の住宅着工戸数。20日に、11月の中古住宅販売。21日に、7-9月期のGDP確定値、11月のカンファレンス・ボード景気先行指数。22日に、11月の新築住宅販売戸数が発表される。
≪18日の日経平均は? 予想 = 上げ≫