経済なんでも研究会

激動する経済を斬新な視点で斬るブログ。学生さんの就職準備に最適、若手の営業マンが読めば、周囲の人と差が付きます。

今週のポイント

2018-10-01 08:22:29 | 株価
◇ 最後の楽園になった東京市場 = ニューヨークは足踏みしたが、東京は続伸した。ダウ平均は先週285ドルの値下がり。日経平均は250円の値上がり。ダウが伸び悩んだのは、史上最高値を更新して高値警戒感が出たところへ、FRBが政策金利を引き上げ。さらに最高裁判事の承認を巡る政局の混迷を嫌気したもの。ヨーロッパや中国の株価も下落しており、残る投資先は円安が進み割安感のある東京市場だけとなった。

豊富な資金を持て余す投資ファンドが、東京市場に目を付けるのは当然の成り行きだったろう。日経平均は3週間にわたって大幅な上昇。この間の上げ幅は1800円を超えた。先週の終り値2万4120円は、1月に付けたことしの高値まであと4円。これを上回れば、1991年11月以来26年10か月ぶりの水準に肩を並べる。

東京市場の活況は、いつまで続くのだろう。ニューヨークの株価が再上昇し始めれば、資金は引き揚げられるかもしれない。大幅に下落すれば、東京も下げざるをえない。ダウが足踏みを続け、円相場が113円台を維持すれば、東京の楽園環境は長持ちする。ただ米中貿易戦争の実害は、確実に拡大する。株価の方向性は、間もなくはっきりするだろう。

今週は1日に、9月の日銀短観と新車販売。2日に、9月の消費動向調査。5日に、8月の家計調査、毎月勤労統計、景気動向指数。アメリカでは1日に、9月のISM製造業景況指数と新車販売。3日に、9月のISM非製造業景況指数。5日に、9月の雇用統計と8月の貿易統計が発表される。、

       ≪1日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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