◇ アメリカ・ブラジル・インドの状況が悪化 = 日本時間17日午前0時の集計。アメリカ・ブラジル・インドの死亡者増加数が拡大した。アメリカの感染者数は350万人、死亡者数は13万7419人に達した。この1週間で、死亡者は5109人も増えている。ブラジルの感染者数は197万人、死亡者は7万5000人で、その増加数は7402人。インドの感染者数は97万人、死亡者は2万5000人で増加数は3786人だった。死亡者の増加数は、いずれも前週を上回っている。
死亡者数でみると、イギリスが4万人台。イタリアとフランスが3万人台。スペインが2万人台だが、これらのヨーロッパ諸国では死亡者の数がほとんど増えていない。たとえばイギリスは611人の増加、スペインは33人の増加にとどまっている。このようにヨーロッパ諸国では鎮静しているのに、アメリカの状態が悪化しているのは、やはり経済再生を急ぎ過ぎたためなのだろうか。
中国の死亡者数は4634人で、過去5週間にわたって1人も増えていない。このため経済活動の再開も順調に進んでおり、4-6月期のGDP成長率はプラスに転じている。また韓国も死亡者数は291人と少なく、前週比でも4人増加しただけだった。一方、日本の死亡者数は998人で、前週比では3人の増加にとどまった。
しかし規制の解除を急ぎ過ぎたせいか、このところ東京都を中心に感染者数が急増している。東京都では1日に300人近く、全国では500人を超える増加を記録した。そんななかで政府はGO TO トラベルのキャンペーンを22日から強行する。東京都からの往来は除外したが、この結果が吉と出るか凶と出るか。GO TO トラブルにならないか、少々心配だ。
≪17日の日経平均 = 下げ -73.94円≫
【今週の日経平均予想 = 5勝0敗】
死亡者数でみると、イギリスが4万人台。イタリアとフランスが3万人台。スペインが2万人台だが、これらのヨーロッパ諸国では死亡者の数がほとんど増えていない。たとえばイギリスは611人の増加、スペインは33人の増加にとどまっている。このようにヨーロッパ諸国では鎮静しているのに、アメリカの状態が悪化しているのは、やはり経済再生を急ぎ過ぎたためなのだろうか。
中国の死亡者数は4634人で、過去5週間にわたって1人も増えていない。このため経済活動の再開も順調に進んでおり、4-6月期のGDP成長率はプラスに転じている。また韓国も死亡者数は291人と少なく、前週比でも4人増加しただけだった。一方、日本の死亡者数は998人で、前週比では3人の増加にとどまった。
しかし規制の解除を急ぎ過ぎたせいか、このところ東京都を中心に感染者数が急増している。東京都では1日に300人近く、全国では500人を超える増加を記録した。そんななかで政府はGO TO トラベルのキャンペーンを22日から強行する。東京都からの往来は除外したが、この結果が吉と出るか凶と出るか。GO TO トラブルにならないか、少々心配だ。
≪17日の日経平均 = 下げ -73.94円≫
【今週の日経平均予想 = 5勝0敗】