◇ 今週の株価は動けない? = コロナ情勢は厳しさを増しているのに、日米の株価は先週そろって上昇した。ダウ平均は597ドル、日経平均は406円の値上がりだった。あり余る投資資金が自動車や機械などの出遅れ株に向かって、全体を押し上げた。それでもダウ平均は2万7000ドル、日経平均は2万3000円のカベを乗り越えることは出来なかった。カベの上には、コロナが居座っているからである。
アメリカでは先週から、企業の4-6月期決算発表が始まった。事前の予想では主要500社の1株当たり利益は、前年比で44%減少する。さらに各企業が7月以降の業績を、どう見通しているのか。今週のニューヨーク市場は、その結果待ち。加えてコロナの感染状況を注目することになるだろう。したがって、大きくは動けないか。
東京市場も今週は4連休を控えて、様子見になりそうだ。やはり東京都をはじめとするコロナ感染の推移が、いちばんの気がかりだ。連休中に悪い数字が出るかもしれないから、積極的には買いにくい。もう1つ、トランプ政権が打ち出した中国IT企業の製品を使っている企業を、アメリカ政府との取り引きから締め出す政策。まだ詳細は不明だが、企業によっては大きな打撃になる可能性がある。投資家は要注意だ。
今週は20日に、6月の貿易統計。21日に、6月の消費者物価。22日に、GO TO トラベル開始。アメリカでは22日に、5月のFHFA住宅価格と6月の中古住宅販売。21日に、6月のカンファレンス・ボード景気先行指数。24日に、6月の新築住宅販売が発表される。
≪20日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
アメリカでは先週から、企業の4-6月期決算発表が始まった。事前の予想では主要500社の1株当たり利益は、前年比で44%減少する。さらに各企業が7月以降の業績を、どう見通しているのか。今週のニューヨーク市場は、その結果待ち。加えてコロナの感染状況を注目することになるだろう。したがって、大きくは動けないか。
東京市場も今週は4連休を控えて、様子見になりそうだ。やはり東京都をはじめとするコロナ感染の推移が、いちばんの気がかりだ。連休中に悪い数字が出るかもしれないから、積極的には買いにくい。もう1つ、トランプ政権が打ち出した中国IT企業の製品を使っている企業を、アメリカ政府との取り引きから締め出す政策。まだ詳細は不明だが、企業によっては大きな打撃になる可能性がある。投資家は要注意だ。
今週は20日に、6月の貿易統計。21日に、6月の消費者物価。22日に、GO TO トラベル開始。アメリカでは22日に、5月のFHFA住宅価格と6月の中古住宅販売。21日に、6月のカンファレンス・ボード景気先行指数。24日に、6月の新築住宅販売が発表される。
≪20日の日経平均は? 予想 = 上げ≫