m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

マカオ建築巡りの旅2017【セナド広場から南へ世界遺産巡り】

2017-02-05 | マカオ建築巡りの旅2...

 

2日目、コロアネのフェルナンドでのランチから戻った後はセナド広場から南へ世界遺産の洋風建築巡りへ。

ロバート・ホー・トン図書館は1894年以前に建てられた元ポルトガル人の住居だったそう。

その後、香港のロバート・オー・トン卿が購入し、別荘として使用していたが、1955年の没後遺言により

公立の図書館として寄贈されたそう。

 

 

 

 

玄関前の回廊が素敵。

 

 

 

建物奥の庭園にはくつろぐ人々の姿が見られて、居心地のよさそうな図書館になっていた。

 

 

 

そのすぐそばには聖オーガスティン教会。

1591年にこの場所に移設され、現在の建物は1874年建設のもの。

 

 

 

ドン・ペドロ5世劇場は1860年に東洋では最も古い男性社交クラブによりヨーロッパ式ゲーム場として建設され

その後オペラ劇場として利用されている。

 

 

 

 

ファサードはイオニア式円柱が並ぶ新古典様式の建物。

 

 

 

玄関ホールは天井も高く、豪華なシャンデリアが下がり優雅な雰囲気

 

 

 

ホール

 

 

 

 

 

2階へ上がる階段の装飾

 

 

 

劇場を2階から

 

 

 

正面玄関脇にある入口を覗くと、アズレージョの壁面が。

こちらは残念ながら立ち入り禁止だった。

 

 

 

聖ローレンス教会はマカオに現存する最初期に建てられた教会のひとつ。

現在の建物は1803年のもの。

 

 

 

 

訪れた時はちょうどミサの最中で、聖堂内は外からちらりとのぞかせてもらった。

 

 

 

インド風の門をくぐると、

 

 

 

現れたのは聖ヨセフ修道院及び聖堂。

1728年に建立。当時は中国、日本及び周辺地域への布教活動の拠点であったそう。

教会には聖フランシスコザビエルの右上腕骨の一部が祀られているという。

 

 

 

入口の床の象嵌模様。

 

 

 

 

 

 

 

19世紀に建てられたこの建物はなんとアヘンの貯蔵庫だったもの。

貯蔵庫とは思えない、回廊のついた優雅な雰囲気の建物。

 

 

当時マカオはアヘン・ビジネスの取引拠点となっていたとか。

 

 

 

現在は建物は病院として生まれ変わっていた。

 

 

 

 

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マカオ建築巡りの旅2017【レストランフェルナンドのタイル】

2017-02-04 | マカオ建築巡りの旅2...

 

2日目のお昼に訪れたのはバスで小一時間、コロアネにあるシーフードのお店、「レストランフェルナンド」

ここはマカオリピーターのMさんイチオシのお店ではるばるやって来た。

 

 

 

お昼過ぎに着いたら人気のお店らしく満席状態で、順番待ちすることに。

 

 

 

入ってすぐのこのホールは部屋全体がタイルの壁に囲まれてる~~

 

 

 

うなぎの寝床のように奥に長いお店は、中庭があったり、さらに奥にはもう一つホールがあった。

 

 

 

サッカーゲームで遊ぶ外国人の子供

 

 

 

順番待ちの後、案内されたのはタイルに囲まれたこの部屋。

やったーー、うれしい~

 

 

 

昭和レトロっぽいちょっとダサ目なタイルがツボ。

可愛い~~

 

 

 

いろんなタイプのタイルがあって面白いなあ

 

 

 

 

 

 

 

中でもこのスズメ柄のタイルが可愛い!

 

 

 

 

柱のこんな下までタイルが

 

 

タイルに夢中になってるうちにオーダーした食事が運ばれてきた。

まずはサングリアで乾杯~!

サングリア、飲みやすくてやっぱり好きだなあ。

 

 

 

 

 

このエビが最高に美味しかった!

パンもパリパリして大きくて美味しい。

 

 

 

アサリとポルトガル料理では名物のタラのコロッケ、バカリャウ

 

 

 

イカのトマト煮?!

料理も美味しくて、思いがけずタイル尽くしの部屋に出会えて、遠出したけど満足のレストランだった。

 

 

 

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マカオ建築巡りの旅2017【ムーア様式の孫文記念館】

2017-02-03 | マカオ建築巡りの旅2...

 

孫文はマカオで辛亥革命以前に眼科医として働いていたそうで、

こちらの孫文記念館は1918年に建てられた孫文の息子が住んでいた家。

現在では孫文ゆかりの写真や家具など遺品が展示されている。

 

 

 

 

建物はムーア様式とアールデコが融合したもの。

玉ねぎ型の尖塔アーチ、テラスのねじれた柱が特徴的。

 

 

 

 

 

 

 

 

床下換気口のグリルデザイン

 

 

 

1階階段ホール

 

 

 

1階居間

 

 

 

窓のグリルも中華風と西洋風が混じったような不思議なデザイン。

 

 

 

居間の照明。

よく見ると真ん中には蜘蛛?周りにはネズミが描かれている。

何か意味があるのかな?

 

 

玄関ホールにあった洋服掛け兼傘立て

 

 

 

中庭も

 

 

 

 

 

 

 

市松模様の大理石が敷き詰められた廊下

 

 

 

バスルーム

 

 

 

バスルームのタイルも素敵

 

 

 

明るい階段室

 

 

 

2階のこの部屋もテラスに面していて開放的。

 

 

 

テラスにはねじれた柱のアーチが並ぶ。

 

 

 

テラス。

 

興味深い意匠がたくさんのムーア様式の建物だった。

 

 

 

 

 

 

 

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マカオ建築巡りの旅2017【カルサーダス】

2017-01-30 | マカオ建築巡りの旅2...

マカオの町のあちらこちらの道路には小石を敷き詰めた石畳、「カルサーダス」という路面舗装が見られる。

カルサーダスはアズレージョと同じくポルトガルで19世紀に広まった技術だそう。 

 

 

 

 

ポルトガルから輸入した石灰質の白い石を使用。

歩道に敷かれたカルサーダスは人が歩けば歩くほど石の角が取れて滑らかになっていくという。

 

 

 

デザインは多種多様で、魚や

 

 

 

貝、

 

 

 

タツノオトシゴなどの海の生物系は結構種類が豊富

 

 

 

イカ?!

 

 

 

エビ

 

 

 

帆船など、大きな図案も

 

 

 

ラインが繊細なちょうちょなどもあったり、

 

 

 

白、黒以外にも赤い石が使われた所もある。

 

 

 

ラザロ地区のカルサーダス

 

 

 

 

 

公園にあったハートくずし?模様

 

 

 

同じくハート系バリエーション

 

 

 

細長い歩道にデザインされた装飾的なカルサーダスいろいろ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな風に建物に沿って描かれるカルサーダスもあった。

町歩きの最中、あちこちに面白い図案のカルサーダスを見つけて和むことができた。

 

 

 

 

 

 

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マカオ建築巡りの旅2017【永楽大戯院他洋館】

2017-01-28 | マカオ建築巡りの旅2...

 

市場をうろついた後、洋館巡りに突入・・

永楽大戯院は1952年オープンのマカオで現存最古のレトロな映画館

 

 

 

モダンな味わいの建物

 

 

 

消防博物館は1920年に建てられた消防総局指揮大樓だった建物。

 

 

 

館内は公開されていて歴代の消防車が並べられているとか。

 

 

 

元医院だった建物。

アーチ窓や装飾的なバルコニー、エントランスの柱など、洋風の趣の魅力的な建物だった。

 

 

 

門も可愛い。

現在は空き家のようだった。

 

 

 

 

 

軍人、葉挺の旧宅で2階建ての洋館。

託児所として使われていた時期もあり、現在は当時の生活の様子が展示された博物館になっている。

 

 

 

玄関ホールのタイル。

 

 

 

1階の居間

 

 

 

 

 

2階のベッドルーム

 

 

天井は瓦がむき出し?!

 

 

 

 

こんなかわいい型板ガラスの窓も

 

 

 

 

書斎

 

 

 

 

 

 

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マカオ建築巡りの旅2017【ロウリムイオック庭園】

2017-01-26 | マカオ建築巡りの旅2...

 

 

ロウリムイオック庭園は19世紀後半に建てられた元中国人豪商の庭園と邸宅。

 

 

 

マカオで最も中国色の濃い、蘇州様式の庭園になっている。

複雑な形状をした太湖石が使われるのも特徴的

 

 

 

太湖石と竹林

 

 

 

ベトナムでも見たホンノンボ発見!

ホンノンボとは→☆



 

 

 

 

そして蓮池

 

 

 

蓮池に面して、「春草堂」という大きな黄色い洋館が建っていて、

元邸宅だった建物内では現在はマカオ市民の展覧会などが開催されていたりするそう。

 

 

 

洋風のエントランスに

 

 

 

中国風に屋根が沿ったバルコニーや格子が入れられていたり、建物は西洋と中国風のミックス。

 

 

 

庭園内は市民の憩いの場となっていて、東屋には楽器を演奏する人たちが集い、のどかな雰囲気が漂ってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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マカオ建築巡りの旅2017【レトロな飲茶店・龍華茶樓】

2017-01-25 | マカオ建築巡りの旅2...

 

紅街市の市場をひやかした後、朝ごはんにやって来たのは飲茶専門レストランの龍華茶樓。

 

 

 

タイルに囲まれた一階の入口

 

 

 

 

 

タイル張りの階段を上って二階へ。

 

 

 

1962年創業の茶樓は店内も創業当時のまま、レトロで素敵な空間を保っていた。

 

 

 

どこに席を取ろうか迷ってしまう~

 

 

 

 

コーナー部分のこの窓際の席、いいなあ

 

 

 

窓辺の鳥かごのディスプレイ

 

 

 

席を確保した後、まずはこの中からお茶を選んだ。

烏龍茶、ジャスミン茶、プ―アール茶、緑茶。

私たちはジャスミン茶に。

 

 

 

点心はセルフサービスで。

このテーブルの上から好きなものを選び席へ持っていく。

 

 

 

たのんだジャスミン茶が運ばれてきた。

湯呑はちゃんと熱湯で温められてていて、中から引き出すのにやけどしそうに;

白湯はお代わり自由なのがうれしい。

 

 

 

第一弾で取って来たもの。

大きなシュウマイ風のものや揚げにすり身が入ったもの、鶏を煮たもの、大きな蒸しパン、

肉まんと思ったら餡まんだったものなどなど・・

どれも美味しい!

 

 

 

その後、何度も?お代わり、全種類?食べ尽くし・・

更にチャーハンなども頼んでおなかいっぱいに。

5人でこの食べっぷり

美味しかったー満足~

 

 

 

 

 

 

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マカオ建築巡りの旅2017【紅街市・市場散策】

2017-01-24 | マカオ建築巡りの旅2...


2日目の朝は早朝からやってる市場、紅街市を見学して、近くの飲茶のお店で朝食にする予定だったので、
まずはバスに乗って市場へやって来た。
1939年にできた赤れんが造りの市場。





市場の外もお店が出ていて、いきなり果物屋台に釘付け・・





みんなでマンゴーが食べたいな、ということで、マンゴーを買ってお店のおばちゃんに皮をむいてもらった。
甘くてジューシー!





その後、市場の中へ。
魚屋。





八百屋





野菜は日本とさほど変わらないような品揃えだけど、白菜の小ささには驚いた。
後ろのパプリカと比べるとわかると思うけど。
後、青菜類は種類豊富で見たことないようなものも





衝撃的だったのは鶏屋。
捌かれた鶏の後ろにはかごいっぱいの生きた鶏・・





乾物屋の店先には干しダラ他、いろんな干し物がぶら下がる





干しエビ、カキの干物なんかもあった。





干し肉屋
サラミソーセージ?!





紅街市を出て、屋台街へ突入。
ナッツやお菓子のお店





美味しそうな肉屋台





ジャックフルーツを売る屋台も見つけた。
これも食べたい!





ジャックフルーツはこの大きな実の中がたくさんの房に分かれてて、その中に大きな種が一つずつ入ってる。
1パック買って皆で分けた。





昔ながらのお菓子な店。
ここでは買わなかったけど、この後、杏仁餅(アーモンドクッキー)が美味しくてすっかりハマってしまった、、
原材料の杏仁霜も買ってきたので今度作ってみたいなあ。





乾物屋さんの屋台で売ってたもの
髪の毛のような物体は海藻?!

あれこれ屋台をひやかしながら歩き、市場散策、楽しかった~
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マカオ建築巡りの旅2017【東洋と西洋の融合・盧家屋敷】

2017-01-23 | マカオ建築巡りの旅2...


盧家屋敷は1889年に建てられた両替商などで莫大な富を築いた中国人実業家の邸宅。





灰色煉瓦造りの2階建て。
風水を元に設計され、中国様式にポルトガル風の装飾が加わったものとなっている。





赤、青、緑のカラフルなステンドグラス窓





吹き抜けの中庭。





中庭に敷き詰められていたタイル





中庭のステンドグラス





透かし彫りの陶板の窓





どの部屋も中国風の欄間が美しい









一番奥の部屋には繁栄を表す「富貴栄華」が彫られた壁が

















扉上の漆喰装飾も細やか













2階の窓にもステンドグラスが。
2階は立ち入り禁止のため上がれず。

内装がとても美しく魅力的なお屋敷だった。
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マカオ建築巡りの旅2017【ミリタリークラブでディナー】

2017-01-20 | マカオ建築巡りの旅2...


現在ポルトガル料理のレストランとなってるミリタリークラブ、19世紀に建てられた当時は陸軍倶楽部のレストランだったそう。





1日目の夕食に、建物見学を兼ねてやって来た。





ピンク色の壁に覆われた外観、コロニアル風の建物。









玄関ホールのタイルも素敵!





結構混んでいて、ホテルで予約しておいてもらってよかった。
ゆるめ?のドレスコードあり





しかし、予定してたセットメニューは売り切れになったようで、アラカルトで頼むことに





さつまいものポタージュスープ





豚の耳の前菜
味付けが美味しくて食べやすかった。





メインは4品頼んで皆でシェアしたのだけど、どの皿もすごいボリューム。
豚のロースト





これはタラとひよこ豆とキャベツのソテー





マカオ料理の代表的メニュー、アフリカンチキン。
お店によって味付けはいろいろだそうだけど、ここのはピーナッツソースがかかってた。





この魚はなんだったかな;
魚も身が太くてボリュームたっぷり





そしてサングリア。
赤ワインにソーダ、フルーツが入ってるのだけど、これが美味しくて病みつきになってしまった。



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