m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

橋本の香のステンドグラス(部分)をタイルに再現

2021-10-28 | 陶芸&タイル作り
「橋本の香」の中庭に面するアールデコ風のステンドグラス。
眺めてるうちに、これをタイルで再現してみたいなと思った。


もちろん、すべて再現するのは難しいので、
一部分だけをタイルにしてみることに。
この部分↑
ガラスをよく見ると、透明部分は、それぞれ違った型板ガラスが
使われているという凝ったもの。


タイルでは透明部分を白土でレース模様を型板ガラスの模様に見立てて
透明釉をかけた。


額も今回は陶製にすることにして、2段に重ねて、スタンプで
模様を付けた。


焼き上がり、ベニヤ板に貼って、目地入れして完成。
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タイルのミニ額とタイルトレイ

2021-10-27 | 陶芸&タイル作り
いつも作る大きさより少し小さめの額を個展、展示販売用に制作。
中央部分に入れるタイルの形を決め、模様をデザイン、
周囲のタイルにはレース模様や布目模様をつけた。
素焼き後、クエルダセカにより釉薬を塗り分け。



焼き上がり、こちらは既成の額に額装し、目地入れ。


こちらはトレイ用に作ったのだけど、、
粘土の焼成時の縮み具合が少なめ立ったために、既成のトレイのサイズに収まらず、急遽額を作って入れた。


こちらの二つはトレイに敷いてみた。



こちらの二つは以前制作した額部分も陶器のもの。

初個展「タイルの彩」は10/29∼11/2まで、
大阪メトロ谷町線田辺駅改札右手0分の須田画廊にて開催いたします。
お気軽にお立ち寄りください。

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クエンカ技法で作ったタイル額完成

2021-10-25 | 陶芸&タイル作り

以前に四天王寺で手に入れた四辺に透かし彫りのある額と同じタイプの一回り小さいものを猪名川の古道具屋さんで手に入れていた。


その額に合わせてタイルを制作。
石膏を彫って型を作り、タイルを量産。
4枚合わせると一つの模様が繋がっていくようなデザインに。
ラインに沿って一枚一枚釉薬を塗り分ける。


今回はマットな釉薬、チタンと鉄赤を、そして瑠璃釉をアクセントに。


後ほど、できた周囲の隙間に、瑠璃釉のタイルを入れて完成。





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活版トレイ×タイル

2021-10-20 | 陶芸&タイル作り
以前に手に入れていた古材の活版トレイ。
使い古された木製のトレイがいい感じでタイルを組み合わせてみたいと
思ってた。


いろんな櫛目を入れたスクラッチタイルや、


レース模様、布目模様のタイルを成型し、素焼き後釉掛け。


伊羅保、瑠璃、飴や織部、なまこに白萩を吹き付けたもの、鉄赤、白化粧を施した後に黄瀬戸など少し変化をつけつつ、好きな色味を集めた。


レースや布目を付けたものに、茶系の釉薬をかけたもの。



こちらはブルー系の釉薬をかけたもの。



活版トレイはもとの風合いを残しつつワトコオイルで塗装。



トレイにタイルをセットし、彩(いろどり)シリーズが完成~






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端材のスタンプタイル

2021-09-28 | 陶芸&タイル作り
いつもタイルを入れる額の額縁を作る時に、工作材を貼り合わせて、少し装飾性のあるものを作るのだけど、



その端材の断面を見ていた時に、
これをスタンプにして、タイルに押したら面白い柄が出来上がりそうと
考えた。


正方形に作ったタイルに、端材を気ままにスタンプ。


透明釉の黄瀬戸をかけるとくっきりとスタンプ跡が出た。



額装して目地入れ、完成。
いつもとちょっと雰囲気の違うタイルが出来上がった。


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三彩風のタイルを作る

2021-09-25 | 陶芸&タイル作り
古道具屋さんで見つけた鏡入りの額。
周りの装飾と共に昭和レトロ感がいっぱい。
まだタグがついて一応新品のようだったが、裏の板を押さえていた釘はサビサビ。道具屋のおじさんに鏡を抜いてもらって持ち帰った。


タイルを貼る裏の板を額の大きさに沿って切った。
微妙に入らなくて、何度かやり直し、やっと内側に入った。




額に合わせて、中のタイルをデザイン。
周囲はレース模様を付けて。


真ん中は鉛筆で下絵を描いて釉薬を塗り分け。
周囲は三彩風の色合いを出したかったので、織部と飴釉、そして黄瀬戸を垂らしてみた。本来の三彩は緑釉に飴又は黄、そして間に白釉を入れるらしいけど。


黄瀬戸が思ったよりも隠れてしまったのだけど、縁にわずかに出ている
黄色や結晶ぽく出ている織部などが気に入った。





中心のタイルの一番外側は黄瀬戸を掛けたのに、織部が飛んでか、
思わぬ色合いが出た。面白いなあ。



額に入れて、目地入れ。
全体的に暗めの色調だったので、いつものクリーム色の目地では
白過ぎて浮くかな?とベージュの目地を入れてみた。

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10/29(金)~11/2(火)初個展「タイルの彩」を開催させて頂きます。

2021-09-24 | 陶芸&タイル作り

10/29(金)~11/2(火)初個展「タイルの彩」を須田画廊さんにて、開催させていただきます。
去年の今頃は自分が個展をするなど思ってもいなかったのですが、
タイル絵画家のこだんみほさんにおすすめ頂き、須田画廊さんのご厚意により、
今回有難くもこのような機会を設けて頂くことになりました。

前回の3月のグループ展時から新作を十数点制作することができましたので、前作と合わせて二十~三十点展示する予定です。

タイル作品は、石膏を彫った型で作ったクエンカ技法的なものや、釉薬をはじく鉛筆などのラインで釉薬を塗り分けるクエルダセカ技法、身の回りにあるものをスタンプ代わりに使った印花技法などなど、さまざまな手法を用いて制作しています。

今までに見てきた古い建築物のディティールの形などを取り入れたり、そのような建物で見られる古いタイルをイメージして、骨董市で手に入れた額や古材なども利用し、タイルと組み合わせています。

又今年3月に大福書林さんから出させて頂いた著書『メトロリスボン』の写真展も同時開催します。

会場の須田画廊さんは大阪地下鉄谷町線田辺駅下車0分(改札を出てすぐ右手)にございます。
ぜひ、お気軽にお立ち寄りいただけましたらうれしいです。
詳細はこちら↓です。



※今回のDMは、こだんさんにお願いしてデザインして頂きました。
素敵にデザインして頂けてうれしいです。




又、タイルを作ることと見ることも好きなので、グループ展でも展示販売しました今までに見たタイルなどをまとめたフォトブックを、そしてタイル小物、タイルアート作品も一部展示販売予定です。

どうぞよろしくお願いします。
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アラブ風なタイル壁掛け完成

2021-09-16 | 陶芸&タイル作り
10月29日から11月2日までの須田画廊さんでの個展へ向けてタイルを続々制作中。


今回は以前、京都の西洋民芸店グランピエの倉庫へ行った際に、見つけた額縁を元にタイルを作った。
インドのもので、アンティークでもなく金ピカなのが気になったけど、
ちょうど欲しいと思ってた縦長の形と大きさだったのでゲット。
額に合わせてデザインを考えた。
作業はいつも超アナログで、この時は額に合わせて、中心、四隅、中心から繋がる形をまず決めた後、間を適当にラインを引いて分割してみた。


紙でおこした型紙に沿って、タイルを作る。


こちらは素焼き後、釉掛けが終わったところ。


今回は金ピカの額を抑えるためにも少し渋めのマットな釉薬を選んだ。
中央は飴と黄瀬戸、周りにチタン、鉄赤、伊羅保、そして角と両サイドは、
赤土に飴釉をかけてシックに。間のタイルには自模様にレースを付けた。
目地を入れて完成。
出来上がりは自然にアラブ風になった。

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手作りチェストにタイルを作って入れる。

2021-09-04 | 陶芸&タイル作り

先日作ったチェストの前板に、タイルと取っ手を付けて完成させた。


タイルは真ん中に石膏の型を彫って作ったマジョリカタイルに、
周囲にレース模様のタイルを4枚組み合わせたものを作った。


釉薬は好きな飴釉と黄瀬戸の組み合わせ。
レース模様は強めにくっきりと付けてみた。


タイルと取っ手のバランスを試行錯誤しつつ、、
少し小さめのアンティーク風の取っ手をつけて、タイルの額縁は横長のものに。


額縁は以前この↑カラーボックスをリメイクして扉をつけた時に使った100均のフォトフレームを、もうこのチェストは使わないので無理やりはがしてそれを再利用。



これを今回入れるタイルに合うサイズにカットした。
程よくモールディングがついてるのでいい感じ。


とり付けた額縁の中にタイルを貼り付けて完成~
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釉溜まりのあるタイル他、完成!

2021-08-28 | 陶芸&タイル作り

タイルがだんだん焼き上がってきたので、今日もいくつか額装し、
目地入れして完成した。
小額と中額。


この額は前にアンティークショップで手に入れていたもの。(枠だけ)
裏にベニヤ板を貼り、額に合わせて、中のデザインを考えた。



中央をクワトロフォイル(四つ葉)型にデザインにして、
中をクエルダセカ技法で下絵を描き、鉄赤とチタン、黄瀬戸を塗り分けた。



周りはレース模様を型押しして、マット釉のチタンを掛けた。


地を赤土にしたので、角がいい感じに釉が剥がれて、
赤土の地肌が所々出て、期待通りになってよかった。


もうひとつは、京都の喫茶店、六曜社のような釉溜まりのあるタイル作ってみたく、ちょっと厚めに作ったタイルを凹ませ(たまたまあったツリーの飾りの玉で、縁がギザギザになって面白いかなと思って)織部釉を掛けた。
真ん中に釉薬が溜まって、ガラスのような質感になるのかと期待したが、
試作では、ほぼ変わりはなかったので、結局白萩を垂らしてみたり、
所々、釉薬を拭きとるなどして、変化をつけてみた。


なまこ釉では溜まったところが、深いブルーになって、周りの薄掛かりの部分とは色合いに変化がついた。
なまこ釉だけでは暗めだったので、間に白萩を掛けたタイルと市松状に入れてみた。


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