大阪大学総合学術博物館で土曜の午後開催されてる「サイエンスカフェ@待兼山」に当選したので昨日のバド&バドの間の昼間、建物見学を兼ねて訪れた。
今回は「匂いと臭い-においと化学物質」というテーマで小学生でもOKとのことだったので家族で参加してみた。
博物館のカフェで講義を受け、様々なもののにおいを実際にかいでみて、それは匂い(かおり、香気)なのか?臭い(臭い、臭気)なのかを考えてみたり、そのにおいの元の分子構造をみてみたり、消臭や脱臭についてなどなど・・低学年のうちの子たちにはちょっと難しいかな?というものだった。
1時間半ほどで「サイエンスカフェ」が終わった後、博物館と建物見学を。
大阪大学総合学術博物館(待兼山修学館)は昭和6年に大阪大学医学部の前身である、大阪医科大学の附属病院石橋分院として建てられ、近年は医療技術短期大学部本館として使われていたそう。
登録有形文化財。
玄関ホールのカラフルなモザイクタイルの床。
理学部校舎建設現場から日本で初めて発見されたワニの化石の復元模型。
出てきた地層の年代から約50万年前に生息していたと考えられる。
2階へ上がる階段の踊り場にはシンプルなステンドグラスが入れられている。
ミュージアムカフェのオープンテラスの片隅にあった緑のタイルに羊のレリーフが張り付いたもの、これは元水のみ場?
そして敷地内を歩いて昭和4年築のこちらも登録有形文化財である大阪大学共通教育本館「イ号館」へ。
上部を三角に尖らせた窓が特徴的な直線的で斬新なデザインの建物。
玄関周りの意匠も全て先が尖った三角に統一されていた。
エントランスホール。
土曜日だというのに学生の出入りが妙に激しかった。
入り口扉上部のステンドグラスは花がモチーフ?
階段の手摺の壁にも窓と同じく三角アーチ状にくり抜かれ、素敵な幾何学模様がデザインされていた。