m's diary

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三田の近代建築巡り

2011-01-11 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



先日の祝日、家族で久々の遠出をすることに。
子どもたちがまだ行ったことのなかった施設、三田にある「兵庫県立人と自然の博物館」へ連れて行こうと調べてみたら、
ひろ009さんも行っておられた旧九鬼家住宅を始め、三田にもたくさん魅力的な建築があるようで・・楽しみにやって来た。
私は後で博物館で合流するということで三田駅近くで車から降ろしてもらって散策開始。

最初に見たのはこの辻井医院の建物。





二階の窓が三角形に出っ張っていたり、丸窓や互い違いに入れられたガラス窓のデザインがとても印象的。





赤い屋根とは対照的なこちらの門の緑の瓦も鮮やかできれいだ~





玄関周りもタイルが張り巡らされ、ドアの格子などが味わい深い・・





玄関周りの壁や塀の一部にはこんなきれいな赤紫色のタイルも使われていた。





こちらの塀には側面と上部には違う色合いのタイルが。
どちらとも窯変具合がとても美しい~





辻井医院のお隣の小島医院も玄関周りがレトロな印象。





少し歩いてやって来たのは三田カトリック教会。





教会は開いていたので内部も見せて頂くことに。
淡い色合いのシンプルなステンドグラスに囲まれた明るい礼拝堂。





出入り口の扉。





燭台を模したデザインのステンドグラス





三田カトリック教会は江戸時代の三田藩家老九鬼兵庫の屋敷跡に建てられのだそうで、こちらの門などにその名残が残っている。





三田カトリック教会の後は旧九鬼家住宅を見学し、三田学園へ向かって歩いている途中に見つかったスパニッシュ風の素敵なお屋敷、前田邸。









個人の住宅のようだがこちらの木造の建物もただならぬ雰囲気?を漂わせている・・
隣の歴史資料収蔵センターへ入った時に尋ねてみると
三田カトリック教会のすぐ北にあった日本キリスト教団摂津三田教会の寄宿舎だった建物だとか。
三田は古くからキリスト教が盛んで明治時代に神戸、大阪に次いで三番目にできたキリスト教会がこの摂津三田教会だったのだそう。





寄宿舎だったというだけあってかなり大きな建物だったが現在は個人の方が買い取り住まわれているそう。

この日はかなり寒く・・この散策中には吹雪が舞い散るほどで危うく遭難しそうになったが;
がんばって次の目的地三田学園へ向かったのだった。

コメント (2)
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