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牛窓の散策を終えた後、更に足をのばし、美作インター近くの「奈義町現代美術館」へやって来た。
ここは今子供たちが通ってる塾の担当の先生(建築家を目指す大学院生)のおすすめ建築のひとつに教えてもらったところ。
磯崎新プロデュースにより、荒川修作+マドリン・ギンズ、岡崎和郎、宮脇愛子の3人のアーティストによる作品が
常設展示されているというアートと建築が一体となった今までにない美術館。
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このこの小高い丘の上に転がってる巨大な筒のようなもの、これも美術館の一部で中ではアートが繰り広げられている。
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美術館の中へ。
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磯崎新オリジナルの椅子が置かれたエントランス。
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受付。入場料は一人700円。
興味ないから図書館で待ってるという家族と別れて一人で入ることに。
ちなみに図書館もこの美術館の一部として設計されている素敵な空間だった。
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作品はその場で体感してみなければなかなか雰囲気は伝わらないだろうけど、
とりあえず館内はフラッシュなしで撮影可とのことだったので写真に撮ってみた。
展示室「大地」 宮脇愛子の作品〈うつろひ〉
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孤を描くワイヤーが池の中から、石が敷きつめられた地面からゆらゆらとゆらめく。
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展示室「太陽」前室 荒川修作+マドリン・ギンズ〈遍在の場・奈義の龍安寺・建築的身体〉
黄色と黒、人の写真がぎっしり貼り巡らされた部屋。
足元の床もゆがんでいて不安定。
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真ん中の柱のようなものの後ろに回るとらせん階段の入口が。
らせん階段も狭く暗く平衡感覚を失ってしまうようなゆがみがあった。
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らせん階段から出て急に視界が開けたと思うと、
目の前に龍安寺の石庭が登場。
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外観から見た丘の上の筒状のものの中へやってきた。
明るい光が差し込む筒の先は真南を向いてるそう。
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筒状の空間には左右に石庭、上下に鉄棒とシーソーが左右上下対称のように置かれてた。
ここもまた足元がふらつく・・
ベンチも地面の曲面に沿ってぐにゃっとカーブを描いてるし。
以前、荒川修作の作品で養老天命反転地というところへ訪れたことあったけど
そこも足元不安定な摩訶不思議スポットだったなぁ;
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そして最後にやって来た展示室「月」岡崎和郎〈HISASHI-補遺するもの〉
細長い三日月型の部屋の中にはぽつんと置かれた御影石のベンチが二つと黄金に輝く庇が白い壁から三本にゅるっと?出ていた・・
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三つの作品を鑑賞した後は喫茶室へ。
コンクリート打ち放しの壁とガラス窓に囲まれた部屋の中にはテーブルと椅子が整然と並べられていた。
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この部屋からは作品「うつろひ」と展示室太陽と月の外観が見渡せるようになっている。
この後は皆が待ってる図書館の方へ。
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芝生の斜面を何度も何度もローリングしていた子供たち・・;