m's diary

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ハラールな串焼きの会

2013-07-03 | 異食文化の会


先日のハラールフードのお店巡りを経て、この日はIさん宅でインドネシア人のお友達をお招きしてハラールな串焼きの会を催した。
Iさんいわくこの日のテーマは「日本のおやじの晩酌風景」ということで、
Iさんがインドネシア人のお友達に、日本のおやじは会社帰りに飲み屋へ立ち寄り、ビール片手に串焼きを食べるという風習が
あるということを身振り手振りを交えて解説。
いつもながらオーバーアクションなIさんのその解説ぶりにかなりウケた。





串焼はハラールの鶏肉やソーセージに





魚介類や野菜類・・





私は苦肉の策でマシュマロにぶどうを刺してみたり、はんぺんに青シソチーズを挟んでみたり・・
フランスパンとチーズはパンがカリカリラスク状になって意外とイケた。









串焼きいろいろの他には旦那さまが釣り人のKさんは釣れたてのサバを竜田揚げにして甘酢、サラダをトッピングして持ってきてくれて
これまた新鮮なサバが最高に美味しかった~





Iさんはハラール鶏胸で蒸し鶏サラダまで用意してくれてた。





インドネシア人のRさんはアヤムゴレンを作ってきてくれた。
ケチャップマニスを使ったというこの味付けは日本人にもうけそうな味わいで美味しかった。
隣のビニールに包まれたものは、KTさんがこの前の店でゲットしてきた粽?
袋の中に米が入ってて、ゆでるとだんだん膨らんでご飯になるのだそうで、携帯用によさそうだ。

イスラム教ではそろそろ年に一度のラマダンに入るとか。
ラマダンに入ると一か月の間は日没から日の出までの間以外は飲食をすることが禁止される。
水分も禁止だそうで、これからの季節、日中子供たちも水分を絶って熱中症で倒れたりしないの?
と心配になったが、小さい頃からの習慣になってるので大丈夫、とのこと。
一日の始まりの食事は明け方3時頃になるのだそうで、
学校がある中学生の子供たちにはきついだろうなあ。





しかしラマダン中といっても食料の消費は意外にも減ることはなくかえって増えるのだとか。
皆、日没後、今のうちにと食いだめするんだろうか~?!
聞けば聞くほど制約が多いイスラム教。
生まれつきの習慣になってなければ、ほんと厳しい宗教だなと思う。
ほとんど無宗教に近い日本人からすると不思議でたまらない・・





串焼きの後はRさんたちがナシゴレン(インドネシア風焼き飯)の実演をしてくれた。
ナシゴレンのペーストとミックスベジタブル、玉子を使って。
ポイントはご飯を入れる前にペーストを具に混ぜ込み、最後にご飯を投入するところ?
こうすると味が馴染みやすいのかな?!

私は見逃してしまったのだけど、卵の割り方にもお国柄が!
テーブルや何かの角で割る日本人に対して、インドネシアでは、卵を割りいれるものの上でスプーンなどを使ってコンコンと叩き割る。
なるほど、これは合理的!失敗してもこぼれ落ちることはないなあ。

そしてヒジャブといわれる頭髪を隠すスカーフ。
基本、近親者以外には肌を見せてはいけない教えがあるイスラム教では、店員さんに男性がいる美容院へも行けないとか。
日本ではそういう美容院はないので自分で切っているのだそう。
う~ん、厳しい・・





最後の〆に持ち寄ったスィーツ。

この日は久々に外国人の方を交えて本来の異食文化の会らしい会になった。
今度は又Rさんたちと京都へご一緒して日本文化に触れる会を催してもいいなあと、時代祭りをターゲットにして
行ってみようか~ということになった。
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