今月の建築巡り講座では京都東山区の和風建築を3軒巡ってきた。
まず最初に訪れたのは山中商会。
洋館と和館からなる古美術を扱う山中商会の迎賓館で、こちらの和館は明治37年に古美術の陳列施設として建築されたものだそう。
現在は結婚式場・パビリオンコートとなっている。
結婚式場なだけあって、さすがに土曜日の今日は内部見学はできず。
和館と洋館の外観を見学。
その後知恩院の中を通って安養寺へ。
安養寺の本堂と隣接する客殿は常盤ホテルの和館の座敷が移築されたもの。
こちらのお座敷でお茶を頂きながらひと休み、解説を聞かせて頂いた。
建築当初からの欄干が残る。
最後に祇園閣へ。
昭和3年に伊藤忠太設計により建築されたもの。
外観は祇園祭の鉾を模したものだそう。
写真撮影は禁止だったけれど、内部見学もでき、中には敦煌の壁画の模写があったり、
伊藤忠太ならではの怪獣の照明器具、十二支が浮き彫りされた天井飾り付き照明などなど楽しめた。
入り口前に立つ狛犬。
帰りは円山公園の中の喫茶店でティータイム。
みんなで抹茶パフェを食べた。
パフェに八橋が刺さってるところが京都らしい・・
更にメンバーの方が先月のギモーブに続いて、なんと今日はマロングラッセを作ってきてくださった。
1週間かけて作られたという手のかかるマロングラッセは甘さ控えめで栗の風味が引き立ち、皆で感激しながら頂いた。
来年一月のあっという間にやって来そうな台湾旅計画も着々と?進行中で、
建築巡りだけでなく食事編にも皆かなり熱が入って・・ますます台湾への楽しみが膨らむのだった。