紅樓で台湾タイル博物館のショールームを見た後、剥皮寮へやって来た。
この辺りは萬華と呼ばれ、多くの船が行き来し、古くから港町として栄えた地域。
約200年の歴史があり、現在も当初の面影が残されている。
剥皮寮という恐ろし気な名前は、当時中国から運ばれてきた木材の皮を剥いで紙に加工していたことから
ついたそう。
木の皮でよかった・・
煉瓦造りの建物は約200年前の清朝の時代に建てられたものだそうで、
台湾の伝統的な建築様式と洋風のバロック様式が合わさった町並みが見られる。
バロック風な部分の写真撮り忘れ;
アーティストによる壁画も。
赤煉瓦を積み重ねたアーチ型の歩道は騎楼と呼ばれる。
私が訪れた時は、鍵の閉まった部屋やがらんとしたスペースが多かった。
お店が入ればもっと人も集まりそうだけど・・
そして剥皮寮にはなんとマジョリカタイルの階段があったそうで、
ぷにょさんは後日、探しに探して非公開ゾーンの中にマジョリカタイルの階段を発見したらしい。
次の物件に向かう途中に見つけたモザイクタイルが壁一面に貼られた階段。
そして剥皮寮の近くにあるマジョリカタイル物件、金義合行股彬有限公司へやって来た。
こちらは会社事務所のようで、
ファサードには左右対称に、マジョリカタイルの貼られた壁面が計6か所あった。
カメラの望遠が効かず、これが限界;
更にもう一軒近くの萬華林宅。
野菜と果物商で財を成した林氏の邸宅が、
現在はスターバックスになってる。
台北にはここ以外にもう1軒、パイナップル王の元豪邸をリノベしたスタバがあるそうだ。
とうとう辺りは暗くなってきて、本当はこの後、モザイク寺へも行っておきたかったけど
ここから移動して着いた時にはもう真っ暗な可能性があるので、建築巡りは断念、
この後は夜市を見物して食にターゲットを絞ることに。
マジョリカタイルで装飾されたショップがあった。
軒に貼られたタイルはフルーツの盛りかごとタチアオイのエンボスタイル。
足元にも。
華西街夜市へやってきた。
中はアーケードになっていて、いろんなお店が並んでる。
夜市の中にはこれと言ったお店がなかったので、ちょっと道を外れたこのお店へ入った。
入口にあったこの煮込まれた豆腐が美味しそうだったので、これも注文。
揚げたスペアリブが入っていた排骨酥麺が最高に美味しかった。
スペアリブは骨まで柔らかく、きしめんのような麺はモチモチ。
食後のスィーツは近くの龍都冰果専業家へやって来た。
創業90年の老舗のかき氷店。
トッピングを自由に選んでよいみたいだったので、私もあれもこれもと全てのせる勢いで
注文してたら四つまで!と言われてしまった。
ぷるぷる系が好みなので、タピオカに愛玉、杏仁豆腐・・
杏仁の味がすごく濃くて美味しい。
お腹もいっぱいになってしまったのだけど、好きな葱抓餅を発見。
食べたいものは見つけた時に食べておけ、をモットーとしてる私なので、
列に並んで葱抓餅をゲット。
おばちゃんの葱抓餅を焼く鮮やかな手さばき。
その後西門町まで戻ってきて、翌日も建築巡りでいっぱいいっぱいだろうから、
時間があるうちにマンゴーかき氷を食べておくべきか?迷っていたら、ちょうどマンゴーかき氷の看板が。
店頭の白いゴーヤが目印の幸春三兄弟花豆というお店。
ふわふわの雪花氷にたっぷりのマンゴーとシロップがかかったかき氷は至福・・
量も多くて最後はガタガタ震えがきてしまうほどだったけど、なんとか完食!
町中で見つけたタイルいろいろ。
台北の町は高雄のように、それほどタイルはなさそうだっけど、、
定番の糸ミミズタイル。
色違い。
色の変化がきれいなタイル。
こちらも高雄でも見かけた少し小粒で、二つの突起が入ったタイル。
墨流し風タイル。