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水野撚糸工業所「糸もらってちょうDAY」

2018-06-16 | 建築巡り・街歩き【大阪】

今日はフェイスブックで教えてもらった泉大津の水野撚糸工業所の「糸もらってちょうDAY」へ行ってきた。

ご高齢のため5月に工場を閉鎖されたばかりという水野撚糸工業所で在庫の糸を処分されているとのこと。

 

 

工場へ入ると、糸を撚る機械が並び、その光景は壮観。

こちらの機械で絨毯を織るための糸を加工されていたという。  

 

 

工場長の娘さんが応対してくださり、お話も聞かせて頂けた。

お父様が28歳の時から80代の今まで体力の限界まで続けてこられたという工場。

 

 

常に糸埃が舞う過酷な職場は人件費を考えると採算が合わず、外国人の労働者に頼るなどして

がんばってこられたそうだが、ついにはお父様の体力の限界から閉められることになったという。

こちらが閉業されたことで泉大津では撚糸工場は残り2軒になったとか。

 

 

たしかに、天井を見ると梁には綿埃が積もっている。

 

 

 

 

 

 

まだまだ動く機械の方は引き取る業者さんがおられるそうだ。

 

 

 

 

 

 

糸は持ち帰り放題になっていて、この日は最終日だったがまだたくさんあった。

これでもだいぶ少なくなったのだそうだけど、

 

 

大きな巻の糸もあったけど、重量も半端なく重い・・

段ボールに入れて次々と運び出されてる方がいたが、聞くと機械で服の生地を作られているのだとか。

 

  

工場は閉められるが、この工場空間を使ってイベントなども考えていくと言われていた。

 

 

少し寄付をさせて頂いて、何に使えるかなあ?と考えつつ・・これだけもらって来た。

円錐状の紙製のコーンも頂いた。

 

  

近くにあった下見板張りの建物。

手を入れて使われているようだ。

 

 

立派な町屋も見かける。

 

 

繊維の町だけに、泉大津のマンホールは機織り

 

 

羊の親子バージョンもかわいい!

 

 

気になった建物。 

 

 

モザイクタイルの貼られた建物も

 

 

玄関周りにもびっしりと。

 

 

 

 

こんなモザイクタイルの貼られた塀もあった。

 

 

二階部分が銅板貼りの立派な建物。

 

 

 

 

 

ランチにプランタン珈琲商会へ。

 

 

雰囲気いい店内。

 

 

メニュー表が革?なのかめちゃめちゃ大きくて重たい。

 

 

メニューがあり過ぎて迷ってしまう・・

 

 

エビフライとカニクリームのランチにしたけど美味しかった。 

 

 

ステンドグラスもあったけど、ちょうどこの前にお客さんがいたので、外から。

この後は乗り換え駅の天下茶屋を少し歩いて帰ることに。

 

 


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