10月29日から11月2日までの須田画廊さんでの個展へ向けてタイルを続々制作中。
今回は以前、京都の西洋民芸店グランピエの倉庫へ行った際に、見つけた額縁を元にタイルを作った。
インドのもので、アンティークでもなく金ピカなのが気になったけど、
ちょうど欲しいと思ってた縦長の形と大きさだったのでゲット。
額に合わせてデザインを考えた。
作業はいつも超アナログで、この時は額に合わせて、中心、四隅、中心から繋がる形をまず決めた後、間を適当にラインを引いて分割してみた。
紙でおこした型紙に沿って、タイルを作る。
こちらは素焼き後、釉掛けが終わったところ。
今回は金ピカの額を抑えるためにも少し渋めのマットな釉薬を選んだ。
中央は飴と黄瀬戸、周りにチタン、鉄赤、伊羅保、そして角と両サイドは、
赤土に飴釉をかけてシックに。間のタイルには自模様にレースを付けた。
目地を入れて完成。
出来上がりは自然にアラブ風になった。