細川美術館で「世界を変える美しい本、インド・タラブックスの挑戦」を観た後は古道具屋さんをひやかしつつ
島津創業記念資料館までやってきた。
現在は閉ざされてる玄関。
玄関扉の両脇の窓の上の欄間には洋風のステンドグラスが入れられている。
入館して、中から見ることに。
資料室の奥には創業者、島津源蔵の居室がある。
創業以来製造してきた理化学器械などの展示。
X線装置も。
現存する国産最古の顕微鏡。
その後、向かいにある一度入ってみたかった、がんこ高瀬川二条苑でランチすることに。
こちらは元、角倉了以の別邸跡で、その後山懸有朋の別荘、第二無鄰菴として建てられたお屋敷を利用したお屋敷がんこの一つ。
洋館部分で食事を頂いた。
食事の後は庭園を一周。
江戸時代に造られた高瀬川源流庭苑は小堀遠州による茶庭があり、明治時代には7代目小川治兵衛により、
現在の庭園に改修されたという。
鴨川から引かれた流れが庭の中に取り込まれ、高瀬川へ注ぐダイナミックな景色が広がる。
奥には13mの日本一大きな灯籠といわれる吾妻屋風灯籠がそびえ立つ。
庭苑からお屋敷を望む。
川にかかる長い石橋は一枚石の奈良の吉野石が使用されている。
苑内には他にも一枚岩の滝や鞍馬石、佐治石など銘石が置かれていた。
がんこを出て更に歩く。
タイルもちょこちょこ発見
カビのような結晶が魅力的なモザイクタイル。
所々入れられたブルーグレーのタイルがアクセントに。
表面のボコボコが味わいのあるタイル。
ガラスブロック窓と緑の濃淡のタイル。
両脇にショーウィンドのあった元お店ぽい建物。
ポーチにはところどころ剥がれかかったモザイクタイル。
玄関の軒下につけられていたのは竹のオブジェ。
村上開新堂の
可愛い入口。
ポーチのタイル。
ここも一度入ってみたかった本家尾張屋本店でひと休み。
蕎麦わらび餅やそば餅を頂く。
蕎麦のわらび餅は弾力と風味にうっとり。
タイル貼りの地蔵祠発見。
あまり見かけないデザインの面格子。
いいタイル!
細かい目の布地のような地模様が入る渋い色目の大ぶりタイルは、
京都建設会館の外壁を覆うタイル。
華麗な面格子。
玉の湯の外壁もタイル貼り。
黄土色のタイルは所々、ラインの入ったタイルがワンポイントに入れられてた。
銭湯の隣にあったいい感じの理容院。
最後に見つけた面白い地模様が入っていたパズルタイル。
久々よく歩けて楽しかった。